ロンドン批評家協会映画賞最多ノミネートは「ワン・バトル・アフター・アナザー」
2025年12月17日 22:00

第46回ロンドン批評家協会映画賞のノミネート作品が発表され、ポール・トーマス・アンダーソン監督の「ワン・バトル・アフター・アナザー」が最多となる9ノミネートを果たした。米Deadlineが報じた。
これに続くのは、クロエ・ジャオ監督の「ハムネット」で8ノミネート。2作品とも作品賞にノミネートされており、主演のレオナルド・ディカプリオは主演男優賞、ジェシー・バックリーは主演女優賞の候補となった。
その後を、ライアン・クーグラー監督の「罪人たち」が7ノミネート、ジョシュ・サフディ監督の「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」が6ノミネート、エバ・ビクター監督の「ソーリー、ベイビー(原題)」が5ノミネートと続く。
ロンドン批評家協会映画部門の部門長ジェーン・クラウザーは、「AIや均質性があらゆることへの短絡的な答えになりつつある時代にあって、会員たちが投票した映画が、人間的な生命力、創造性、そして独自の視点に満ちていることは、非常に心強い」とコメントを寄せ、「大胆で、生々しく、真の体験と芸術性を備えたこれらの映画とそのクリエイティブ・チームは、すべてがアルゴリズムで作れるわけではないことの証明である。LFCCは、2月にこれほど多様なアーティストたちを招き、その功績を称えることを喜ばしく思っている」と述べた。
受賞結果は、2026年2月1日にロンドンのメイ・フェア・ホテルで開催される授賞式で発表される。
第46回ロンドン批評家協会映画賞のノミネート作品は以下の通り。
「ハムネット」
「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」
「マスターマインド」
「ワン・バトル・アフター・アナザー」
「センチメンタル・バリュー」
「罪人たち」
「Sirāt」
「ソーリー、ベイビー(原題)」
「トレイン・ドリームズ」
「WEAPONS ウェポンズ」
「It Was Just an Accident(英題)」
「しあわせな選択」
「O Agente Secreto (The Secret Agent)」
「センチメンタル・バリュー」
「Sirāt」
「シーモア・ハーシュ 権力の闇に挑む男」
「One to One: John & Yoko(原題)」
「Orwell: 2+2=5(原題)」
「パーフェクト・ネイバー 正当保護法はどこへ向かうのか」
「Riefenstahl(原題)」
ポール・トーマス・アンダーソン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
ライアン・クーグラー「罪人たち」
オリヴァー・ラクセ「Sirāt」
ジョシュ・サフディ「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」
クロエ・ジャオ「ハムネット」
ポール・トーマス・アンダーソン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
ライアン・クーグラー「罪人たち」
ジョシュ・サフディ&ロナルド・ブロンスタイン「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」
エバ・ビクター「ソーリー、ベイビー(原題)」
クロエ・ジャオ&マギー・オファレル「ハムネット」
ティモシー・シャラメ「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」
レオナルド・ディカプリオ「ワン・バトル・アフター・アナザー」
イーサン・ホーク「Blue Moon」
ワグネル・モウラ「O Agente Secreto (The Secret Agent)」
ジョシュ・オコナー「マスターマインド」
ジェシー・バックリー「ハムネット」
ローズ・バーン「If I Had Legs I'd Kick You」
ジェニファー・ローレンス「Die My Love」
レナーテ・レインスベ「センチメンタル・バリュー」
エバ・ビクター「ソーリー、ベイビー(原題)」
ベニチオ・デル・トロ「ワン・バトル・アフター・アナザー」
ジェイコブ・エロルディ「フランケンシュタイン」
デルロイ・リンドー「罪人たち」
ショーン・ペン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
アレクサンダー・スカルスガルド「Pillion(原題)」
オデッサ・アジオン「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」
インガ・イブスドッター・リレオース「センチメンタル・バリュー」
エイミー・マディガン「WEAPONS ウェポンズ」
ウンミ・モサク「罪人たち」
テヤナ・テイラー「ワン・バトル・アフター・アナザー」
ロバート・アラマヨ「I Swear(原題)」「パレスチナ36」
マイルズ・ケイトン「罪人たち」
フランク・ディレイン「Urchin(原題)」「Harvest」
チェイス・インフィニティ「ワン・バトル・アフター・アナザー」
エバ・ビクター「ソーリー、ベイビー(原題)」
トム・バズデン&ティム・キー「The Ballad of Wallis Island(原題)」
ラウラ・カレイラ「On Falling(原題)」
アキノラ・デイビス・ジュニア「My Father's Shadow(原題)」
ハリス・ディキンソン「Urchin(原題)」
ハリー・ライトン「Pillion(原題)」
ナオミ・アッキー「ソーリー、ベイビー(原題)」「ミッキー17」「木曜殺人クラブ」
ロバート・アラマヨ ― 「I Swear(原題)」「パレスチナ36」
ジェシー・バックリー「ハムネット」
デビッド・ジョンソン「Wasteman(原題)」「The Long Walk」
ジョシュ・オコナー「マスターマインド」「The History of Sound」「ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン」
スコット・エリス・ワトソン「I Swear(原題)」
エバダ・ハッサン「Brides(原題)」
ジャコビ・ジュプ「ハムネット」
ノア・ジュプ「ハムネット」「The Carpenter's Son(原題)」
アルフィー・ウィリアムズ「28年後…」
「Die My Love」編集:トニ・フロシュハマー
「The Ice Tower」プロダクションデザイン:フリア・イリバリア
「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」キャスティング:ジェニファー・ベンディッティ
「マスターマインド」音楽:ロブ・マズレク
「ワン・バトル・アフター・アナザー」編集:アンディ・ユルゲンセン
「罪人たち」音楽:ルドウィグ・ゴランソン
「Sirāt」サウンドデザイン:ライア・カサノバス
「Sound of Falling」衣装デザイン:サブリナ・クレーマー
「トレイン・ドリームズ」撮影:アドルフォ・ベローゾ
「WEAPONS ウェポンズ」メイク&ヘア:レオ・サトコビッチ、メリザ・ウィート、ジェイソン・コリンズ
「Two Black Boys In Paradise(原題)」監督:バズ・セルズ
「Leaving Ikordoru in 1999(原題)」監督:ラシーダ・セリキ
「I Saw The Face Of God In The Jet Wash(原題)」監督:マーク・ジェンキン
「Neil Armstrong and the Langholmites(原題)」 監督:ダンカン・カウルズ
「Milk(原題)」 監督:ナオミ・ウェアリング
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