アメリと雨の物語

劇場公開日:2026年3月20日

解説・あらすじ

1960年代の神戸を舞台に、日本で生まれたベルギー人の女の子アメリの成長を描いたアニメーション映画。ベルギーの小説家アメリー・ノートンによる自伝的小説「チューブな形而上学」を原作に、2歳の主人公アメリから見た生命と色彩、そしてウィットに富んだ彼女の言葉が織りなす情感豊かな世界を描き出す。

1960年代、神戸。外交官の家に生まれたベルギー人の女の子アメリは、2歳半までは無反応状態だったが、あるきっかけから無敵の子ども時代に突入し、自らを「神」だと信じて魔法のような世界を生きるようになる。大好きな家政婦のニシオさんや家族と過ごす日々は、彼女にとって冒険であり、新たな発見に満ちていた。ある日彼女は、自分にぴったりな「雨」という漢字を知る。そして3歳の誕生日、彼女のすべてを変えてしまう出来事が起こる。

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」などに参加したマイリス・バラードとリアン=チョー・ハンが監督を務め、日本人作曲家・福原まりが音楽を手がけた。2025年アヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞。第98回アカデミー賞でも長編アニメーション部門にノミネートされた。

2025年製作/77分/G/フランス
原題または英題:Little Amélie or the Character of Rain
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2026年3月20日

オフィシャルサイト

スタッフ・声優・キャスト

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受賞歴

第98回 アカデミー賞(2026年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第83回 ゴールデングローブ賞(2026年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
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(C)2025 Maybe Movies, Ikki Films, 2 Minutes, France 3 Cinéma, Puffin Pictures, 22D Music

映画レビュー

5.0 妙に共感できるのは何故だろう

2026年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 14件)
猿田猿太郎

5.0 子どもの視線を追体験させるすごさ

2026年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

正直言ってめちゃくちゃ感動して打ちのめされた。これがアニメーションのマジック。
あんなに小さな子どもの感性とビジョンを映像にできるものなのか。全能感から抜け出して自分は世界の全体ではなく一部なのだと気づいていく過程が、鮮やかに描かれている。映画は他者が世界をどう見ているのかを追体験できるものだと思うが、この映画はまさにそれができる。こういう鑑賞体験をさせてくれる作品こそ映画だなと僕は思う。
「ロング・ウェイ・ノース」や「カラミティ」などに参加してきた二人の監督の作品だけあって、輪郭線のない作画のスタイルは引き継がれている。色彩感覚が日本のアニメとは全然違うのが印象的で、日本の風景をこういう色使いで表現できるものなのかと驚きに満ちている。
美術の正確性と斬新さが両立している。日常芝居の芝居も非常に良い。脚本もすごい。
すべてにおいてハイレベルな傑作。上映時間が短いのだが、もっと何時間でも見ていたいと思ってしまった。

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杉本穂高

3.5 アメリとニシオさんが再会できますように

2026年8月23日
iPhoneアプリから投稿
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movie mamma

3.0 溶ける!悪い所が全部溶けて,流されちゃう!!

2026年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

どこをどう切り取っても,幼女先輩の目を通した人生賛歌で,その善意と良心に体が溶けそうになりました.こんばんわ三.遊亭です.
これといったストーリーはございません.ベルギー人外交官の御両親の元に生まれたアメリちゃんの目を通した,日本の四季と周囲の人々を描いただけです.そう言っちゃうと身も蓋もございませんが,実際その通りなんだから生姜・・・じゃねぇしょうがねぇです.
では,つまらんかと言うとそんな事はございません.その風景と色彩に「ふへーー」と呆ける事必定でございます.『リンダはチキンをたべたい』とか『シチリアを征服したクマ王国の物語』あたりがお好きな方には,たまらない一品かと存じます.
ただ,ご注意いただきたいのですが,助平目的で自室につれこんだ相手に「へぇー,◯◯君こんな映画知ってるんだぁ」って感心させようとはなさらないが吉であります.作品自体の持つ良心で,お相手の助平心が消滅する可能性もございますので.アメリの中の人が,永尾柚乃とかいうこまっしゃくれたガキんちょでありますしお寿司.

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三遊亭呼延灼