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歴代バットマン映画ランキングを米メディアが発表 ノーラン監督「バットマン ビギンズ」が最高評価

2025年6月16日 18:00

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画像1写真:REX/アフロ

クリストファー・ノーラン監督作「バットマン ビギンズ」の公開から20年が経過したことを記念し、米エンターテインメント・ウィークリーが歴代バットマン映画の格付けランキングを発表した。同誌の過去の映画評価に基づく今回のランキングで、「バットマン ビギンズ」が1位に輝いた。

「『バットマン ビギンズ』は、インディペンデント映画出身のクリストファー・ノーラン監督による勝利作品だ。自信に満ちた独創的で魅力的な解釈であり、真剣に考え抜かれた美学がある」と評価している。

同作はA評価を獲得し、続く「ダークナイト」(2008)がA-評価で2位にランクイン。「『ダークナイト』では、善と悪は単に分離した力ではなく、時に互いにささやき合う距離にある。この映画は、それまでのコミック映画を子ども向けに見せる略奪的な魅力を漂わせている」と同誌は絶賛。5位にはノーラン3部作の完結編「ダークナイト ライジング」(12)がB評価でランクインし、ノーラン監督の手がけた3作品がいずれも上位に食い込む結果となった。

バットマン映画ブームの火付け役となったティム・バートン監督の「バットマン」(89)は、7位でB-評価、「バットマン リターンズ」(92)は8位で同じくB-評価となった。マイケル・キートンの憂鬱なヒーロー像はユニークだったものの、映画としての統一感では後のノーラン作品に軍配が上がった形だ。

ロバート・パティンソン主演の最新作「THE BATMAN ザ・バットマン」(22)は6位でB評価。「約3時間にわたって素晴らしいムードを演出している。傑作ではないが、広大でオペラ的なアップデートでそれに近いものにしようとしている」と評された。

今回のランキングは、バットマン映画が辿ってきた変遷を鮮明に物語っている。バートンが築いたダークで芸術的な世界観から、ジョエル・シュマッカーのポップで玩具的なアプローチ、そしてノーランのリアリスティックで心理的に深いアプローチへと変化してきた歴史が評価に反映されている。

バットマン ビギンズ」が20周年を迎えた現在も最高評価を維持していることは、ノーラン監督が築いた新たなスーパーヒーロー映画の標準がいかに革新的だったかを示している。「インターステラー」や「オッペンハイマー」などでノーラン作品を知った人も、彼が人気監督となるきっかけとなったこのシリーズを見直してみてはどうだろうか。

エンターテイメント・ウィークリーによる歴代「バットマン」ランキング

1位:「バットマン ビギンズ」(2005)/A
2位:「ダークナイト」(2008)/A-
3位:「レゴバットマン ザ・ムービー」(2017)/B+
4位:「バットマン フォーエヴァー」(1995)/B
5位:「ダークナイト ライジング」(2012)/B
6位:「THE BATMAN ザ・バットマン」(2022)/B
7位:「バットマン」(1989)/B-
8位:「バットマン リターンズ」(1992)/B-
9位:「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016)/C+
10位:「バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997)/C
11位:「ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット」(2021)/C-

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