【米批評サイトで100%の高評価】アニメシリーズ「X-Men '97」 「これを読めば予習バッチリ!」なキャラクター&実写キャストまとめ
2024年3月26日 16:00

マーベル・アニメーションの新シリーズ「X-Men '97」が、ディズニープラスで配信中。米批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア100%、観客スコア92%(3月25日時点)を記録している。この記事では、ウルヴァリン、サイクロップス、マグニートーら、「X-MEN」シリーズのキャラクターたちの“個性”をおさらいする。
原作コミックは累計発行部数5億部以上を誇り、“世界で売れたコミック”のひとつに君臨している「X-MEN」。そもそもX-MENとは、異質な力を持って生まれ、人間から疎外されてきた“ミュータント”集団のこと。世界に居場所がない者が多数いる一方、その強大な能力を使い、人間を支配しようとする者も現れ、人間との関係性は悪化。そんな状況で、X-MENは正しい能力の使い方を学び、ミュータントに対する世界の偏見をなくすために戦い続けている。
実写映画では、オリジナル三部作(「X-メン」「X-MEN2」「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」)、その三部作の過去を描く新シリーズ(「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「X-MEN:フューチャー&パスト」「X-MEN:アポカリプス」「X-MEN:ダーク・フェニックス」)、ウルヴァリンに焦点を当てた3作品(「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「ウルヴァリン:SAMURAI」「LOGAN ローガン」)、「デッドプール」シリーズ(「デッドプール」「デッドプール2」)、スピンオフ作品「ニュー・ミュータント」など、計13作品が創出されている。以下では、それぞれのキャラクターの魅力と、実写映画で演じたキャストを振り返る。
『X-Men '97』 (C)2024 Marvel ディズニープラスにて毎週水曜日に独占配信中鋭い爪や超人的な力、どんな怪我からも回復できるヒーリング・ファクターという再生能力・免疫力を携え、“不死のミュータント”と呼ばれる頑強な男ウルヴァリン。一見すると粗暴で礼儀を知らないように見えるが、義侠心があり、友人や親しい人間を大切にし、彼らと敵対する者には容赦がない。アニメのウルヴァリンは黄色と青色を基調としたコスチュームが印象的で、バキバキに鍛え抜いた肉体で敵を翻ろうする。
実写映画では、ヒュー・ジャックマンが数十年もの間、ウルヴァリン役を好演している。「X-MEN」シリーズの第1作からほとんどの作品に登場し、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「ウルヴァリン:SAMURAI」「LOGAN ローガン」など、主役の作品も多数。7月26日に公開されることが発表された「デッドプール」シリーズの新作は、タイトルが「デッドプール&ウルヴァリン」となっており、ジャックマンのウルヴァリン役復帰に注目が集まっている。
『X-Men '97』 (C)2024 Marvel ディズニープラスにて毎週水曜日に独占配信中両目から赤い破壊光線を放つ能力を持つサイクロップス。彼が目を開けている限り常に光線が放射されるため、その能力を制御しようと、特製のレンズを使用したサングラスを着用している。生真面目で責任感が強い反面、融通が利かない性格でもあり、ワイルドな性分のウルヴァリンとは反りが合わず、よく衝突する。ウルヴァリンに自身の車を破壊されることも。
実写映画では、オリジナル三部作と、過去と未来が交錯する「X-MEN:フューチャー&パスト」でジェームズ・マースデンが好演。過去が描かれた「X-MEN:アポカリプス」「X-MEN:ダーク・フェニックス」ではタイ・シェリダンが演じている。
『X-Men '97』 (C)2024 Marvel ディズニープラスにて毎週水曜日に独占配信中全身青い毛に覆われた野獣のようなビジュアルが特徴的で、超人的な怪力と瞬発力を備えており、常人と比べて巨大な手足を持つビースト。獰猛そうな外見に反して、温厚な性格。優れた画家、作家、複数の博士号を持つ有能な科学者など、多彩な才能をあわせ持っている。シリーズ初期からX-MENのメンバーとして登場し、メンバーのメディカルドクターなどを務めた。
実写映画では、本格的に登場したシリーズ第3作「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」ではケルシー・グラマー、過去を描いた「X-MEN:アポカリプス」「X-MEN:ダーク・フェニックス」ではニコラス・ホルトが演じている。過去と未来が交錯する「X-MEN:フューチャー&パスト」には、両者とも登場している。
『X-Men '97』 (C)2024 Marvel ディズニープラスにて毎週水曜日に独占配信中雷や雨など天候を自在に操る能力を持った聡明なストーム。そのパワーは自然界にも影響を与え、彼女の感情が高ぶると嵐が起こることもあるため、彼女自身は強い感情を出さないように抑制している。真っ白な長い髪の毛が印象的で、登場頻度の高いX-MENのひとりだ。
実写映画では、オリジナル三部作ではハル・ベリー、そして「X-MEN:アポカリプス」「X-MEN:ダーク・フェニックス」ではアレクサンドラ・シップがそれぞれ熱演。アニメと同じく明るい髪色でありつつも、ロング、ミディアム、ショートなどさまざまな髪型を披露し、作品ごとに視聴者を楽しませた。
『X-Men '97』 (C)2024 Marvel ディズニープラスにて毎週水曜日に独占配信中強力なテレパシー能力と、触らなくても物を動かすことができる念動力を持ち、メンバーの中心的役割を担うことも多いジーン・グレイ。サイクロップスの恋人だが、ウルヴァリンとの三角関係も描かれている。普段は力を抑えており、本気を出すとその念動力は、X-MENの創設者・プロフェッサーXを上回るほど強力に。しかし、ジーンが暴走すると、裏人格であるダーク・フェニックスを呼び起こす。
実写映画では、オリジナル三部作と「X-MEN:フューチャー&パスト」ではファムケ・ヤンセン、「X-MEN:アポカリプス」「X-MEN:ダーク・フェニックス」ではソフィー・ターナーが演じている。
『X-Men '97』 (C)2024 Marvel ディズニープラスにて毎週水曜日に独占配信中X-MENのメインヴィランとして知られ、X-MENとは何度も激戦を繰り広げているマグニートー。磁力を支配し、金属を自在に操る能力を持っており、特殊なヘルメットが印象的。人間に迫害されたことを憎み、ミュータントだけの世界を作ろうと目論んでいる。もともとはプロフェッサーXとともにヒーローチームを結成しようとしていた仲間だったことから、ふたりの因縁もしばしば描かれる。
実写映画では、オリジナル三部作と「X-MEN:フューチャー&パスト」ではイアン・マッケラン、過去を描く新シリーズなどではマイケル・ファスベンダーが、深みのある悪役を作り上げている。
実写映画でも、さらなる活躍が噂されている「X-MEN」。例えば「マーベルズ」のエンドクレジット後のシーンでは、“あの人気キャラクター”が登場したり、「ミズ・マーベル」では“ミュータント”を思わせる「mutation=ミューテーション」という単語がミズ・マーベルに向けて発せられたり、「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」ではマルチバースが描かれるなかで、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)が登場したり。本作を鑑賞すれば、今後のマーベル映画をより楽しむことができるかもしれない。
「X-Men '97」(全10話)は、初回2話がディズニープラスで独占配信中。以降は毎週水曜日に1話ずつ配信される。
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