「プリンセスと魔法のキス」金曜ロードショーで今夜放送! あらすじ・キャスト・声優まとめ 続編となる新シリーズが製作中
2023年12月1日 21:00
「プリンセスと魔法のキス」が、本日12月1日の午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で本編ノーカット放送されます。視聴者リクエストによって全61作のディズニー長編アニメーションから選ばれた4作品のうちの1つとなり、来週12月8日は最後の「ズートピア」が放送予定。そして、12月15日にはディズニー100周年記念作品となる最新作「ウィッシュ」がいよいよ劇場公開されます。
本記事では、「プリンセスと魔法のキス」のあらすじやキャスト&声優情報、見どころなどをご紹介します。
グリム童話「かえるの王子さま」に現代風のアレンジを加えたE・D・ベイカーによる児童小説「カエルになったお姫様」を題材にした長編アニメーション。魔女によってカエルの姿に変えられた王子と、彼にキスしたことでカエルになってしまった少女ティアナが、元の姿に戻るために大冒険を繰り広げる。
監督は、「リトル・マーメイド」「アラジン」、そして「モアナと伝説の海」を手掛けたロン・クレメンツ&ジョン・マスカー。第82回アカデミー賞で主題歌賞、長編アニメーション賞にノミネートされた。
1920年代、アメリカ南部のニューオーリンズ。貧しくとも愛情豊かに育ったティアナは亡き父と一緒に夢みたレストランを開くため、毎日懸命にウェイトレスの仕事に励んでいた。ある日、富豪の娘シャーロットが開いた舞踏会に出席した彼女は、そこで一匹のカエルと出会う。カエルは自分は王子だと言い、魔法を解くためにティアナにキスをしてほしいと頼む。ティアナは戸惑いながらもカエルにキスをするが、自分もカエルになってしまう。
ナヴィーン王子:ブルーノ・カンポス(丹宗立峰)
ファシリエ:キース・デビッド(安崎求)
ママ・オーディ:ジェニファー・ルイス(荒井洸子)
ラバフ:ジョン・グッドマン(玄田哲章)
レイ:ジム・カミングス(駒田一)
ルイス:マイケル=レオン・ウーリー(小林アトム)
ジェームズ:テレンス・ハワード(三上市朗)
ユードラ:オプラ・ウィンフリー(杉村理加)
製作:ピーター・デル・ベッチョ
製作総指揮:ジョン・ラセター、アギー・コー
原作:E・D・ベイカー
原案:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー、グレッグ・アーブ、ジェイソン・オレムランド
脚本:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー、ロブ・エドワーズ
編集:ジェフ・ドラヘイム
音楽:ランディ・ニューマン
エンディングテーマ:Ne-Yo「Never Knew I Needed」
現在は3DCGが主流ですが、本作は「白雪姫」と同じディズニー伝統の手描きで製作された2Dアニメーション。紙に描くという昔ながらの手法を用いることで、どこか懐かしくあたたかみのある世界観を作り上げました。
間もなく公開される最新作「ウィッシュ」では、クラシカルな水彩画調の2Dアニメーションと最新の3Dアニメーションをブレンドした新たな描き方を開発。CGでありながら伝統的な手描きを思わせる新しい映像美を楽しむことができます。
主人公は、ディズニー初の黒人プリンセスとなったティアナ。作画を担当したのは、「リトル・マーメイド(1989)」のアリエルや、「美女と野獣」のベル、「アラジン」のジャスミンなどを手掛けたディズニーを代表するアニメーターのマーク・ヘン氏。王子様が現れるのをただ待つのではなく、自分の力で夢を叶えようとする現代的なプリンセスを生き生きと描きました。
ティアナの声は、「ドリームガールズ」でビヨンセ、ジェニファー・ハドソンとともに「ザ・ドリームズ」のメンバーを演じたアニカ・ノニ・ローズ。本作でも、「Down in New Orleans/それがニューオーリンズ」や「Almost There/夢まであと少し」などのミュージカルソングで、素敵な歌声を披露しています。劇中でティアナは左利きとして描かれていますが、そのアイデアはローズによるもの。ディズニープリンセスには珍しい“えくぼ”も、彼女の提案で描き加えられました。
物語の舞台は、アメリカ南部の都市ニューオーリンズ。フランス統治時代の面影が残る街で、ジャズ発祥の地としても知られ、独自の文化を育んできました。その1つが、様々な国から影響を受けて誕生したクレオール料理。劇中には、オクラを使ってとろみをつけたガンボスープや、生地を油で揚げたドーナツのような味わいのベニエなどおいしそうなローカルフードが登場します。
そして、アニメーターたちが手描きしたニューオーリンズの美しい街並みも見どころ。音楽が息づくフレンチクォーター地区や、豪邸が立ち並ぶガーデン地区、街のシンボルでもあるセント・ルイス大聖堂など、1920年代当時のニューオーリンズがリアルに再現され、街の魅力を感じることができます。
ティアナとナヴィーン王子の冒険を彩るのは、ジャズやゴスペルなどニューオーリンズらしい華やかな音楽の数々。映画音楽を担当したのは、「トイ・ストーリー」シリーズや「モンスターズ・インク」シリーズでも音楽を手掛けたランディ・ニューマン。母親がニューオーリンズの出身だというニューマンは、同地の音楽に影響を受けたことを明かしており、本作のためにニューオーリンズから演奏家たちを呼び寄せました。
オープニング曲「Down in New Orleans/それがニューオーリンズ」を歌っているのは、ニューオーリンズ出身のミュージシャンとして知られるドクター・ジョン。ワニのルイスのトランペット演奏は、ニューオーリンズ生まれのテレンス・ブランチャードが担当しています。
ディズニーでは、「プリンセスと魔法のキス」の新シリーズ「ティアナ(原題)」が製作中。続編となるミュージカルシリーズでは、王女になったティアナの新たな冒険が描かれます。「ティアナ(原題)」は当初、ディズニープラスで2023年に配信予定でしたが、詳細は未発表。続報を楽しみにお待ちください。
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