「エクソシスト 信じる者」戦慄の本予告&本ビジュアル披露 2人の少女が新たな恐怖を呼び覚ます
2023年10月5日 14:00
ホラー映画の金字塔「エクソシスト」の新章となる「エクソシスト 信じる者」の本予告と本ビジュアルが披露された。映像には、50年の時を経て2人の少女と2つの家族を襲う、想像を絶する恐怖体験が描かれる。
1人の少女とその母親が体験する戦慄の恐怖を圧倒的なリアリズムで描いた「エクソシスト」(1974年日本公開)は、それまでのホラーの常識を覆し、一大ムーブメント巻き起こした。それから50年、今作では悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描く。
監督は、2018年公開「ハロウィン」シリーズのデビッド・ゴードン・グリーン。製作は「ハロウィン」や「透明人間」、「M3GAN ミーガン」を手掛けたブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムが務める。
「オリエント急行殺人事件」「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」のレスリー・オドム・Jr.、A24製作のホラー映画「ヘレディタリー 継承」に出演したアン・ダウド、カントリーシンガーソングライターのジェニファー・ネトルズが出演。さらに、「エクソシスト」のオリジナルキャスト、エレン・バースティンがクリス・マクニール役を再演する。
予告編は、50年前に愛する娘が標的になり、想像を絶する恐怖を味わったクリスが、少女キャサリンに憑依した悪魔と対峙するシーンで幕を開ける。クリスは、「前に会ったわね」と望まない悪魔との再会に顔を歪める。ある日忽然と行方不明になり、何も覚えていない状態で戻ってきた2人の少女アンジェラとキャサリン。その日から不可解な現象が家族を襲い、さらには2人に不審な言動が起こり始める。悪魔に憑依された2人の少女を助けるべく立ち上がった2つの家族は、50年前に愛する娘を守り抜いたクリスに助けを求める。
映像では、少女たちを背中合わせで椅子に縛り付け、壮絶な悪魔祓いを行う様子が描かれ、「地獄に堕ちたくない!」と泣き叫ぶキャサリンが映し出される。しかし、たちまち豹変し「1人が生き残り、1人が死ぬ」と笑みを浮かべる。映像には、少女たちの恐怖シーンが切り取られ、本編への期待を煽る。
本ビジュアルは、教会で信仰を捧げる人々の中で、1人こちらに向かって歩を進める少女の姿を写したデザイン。なぜかその少女の服は赤黒いしみで汚れ、顔には無数の切り傷が……。「比類なき恐怖が目覚める。」というコピーが、彼女たちを襲う恐怖を予感させる。
「エクソシスト 信じる者」は、12月1日から全国公開。第36回東京国際映画祭(10月23日~11月1日)のガラ・セレクション部門への出品が決定している。
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