ジェームズ・ガン監督、DCスタジオの共同CEOに就任
2022年10月27日 16:00

DC映画「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のジェームズ・ガン監督と、同作や「アクアマン」、「死霊館」シリーズなどのプロデューサーを務めたピーター・サフランが、米ワーナー・ブラザースに新設されるDCスタジオの共同会長および共同CEOに就任することが決定した。米ハリウッド・レポーターが第一報を報じた。
DCスタジオはDCフィルムズ代わる部署として新設されるもので、ガンとサフランは同部門で製作する映画、テレビ作品、アニメーション作品を束ねる。ワーナー・ブラザース傘下のディスカバリーのCEOデビッド・ザスラブは、DCフィルムズのトップだったウォルター・ハマダの後任探しを数カ月にわたり進めており、今年夏頃には「LEGO(R) ムービー」シリーズや「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」シリーズ、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」などの大ヒット作をプロデュースしたダン・リンと協議を行っていたが、同じ頃にガンとサフランにも打診していたようだ。
関係者によると、今回の契約は4年間で、ガンはDCの専属になる。就任発表の数時間前には、DCのライバルにあたるマーベル・スタジオでガン監督がメガホンをとった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」3部作のホリデースペシャルの配信日と予告編が発表されており、ガン監督のMCUでのキャリアは同作で一区切りとなるようだ。
ガンはクリエイティブ関連、サフランはビジネスとプロダクション関連に注力し、それぞれプロジェクトの監督とプロデュースを継続する見込みとのこと。両名は「子供の頃から愛してきたDCキャラクターの管理人になることを光栄に思います」とコメント。「世界で最も才能のある作家、監督、俳優と協力して、アーティストの一人一人の表現を可能にし、統合された多層的な世界を創造することを楽しみにしています。スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、ハーレイ・クイン、そしてその他のDCキャラクターに対する私たちの思いは、これらのキャラクターが象徴する人間の可能性の素晴らしさに対する私たちの思いと同じです。最も大きく、最も美しく、最も壮大な物語を語ることで、世界中の劇場体験を活性化させることに興奮しています」と述べている。
現在、DC映画には複数のユニバースが存在しており、トッド・フィリップス監督の「ジョーカー」続編はワーナー映画の共同会長であるマイケル・デ・ルカとパメラ・アブディが担当するが、それ以外はガンとサフランのコンビが担当する見込み。ただし、「ザ・バットマン」のマット・リーブス監督が手掛けるユニバースはどちらの監修となるかは不明のようだ。
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