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ベネディクト・カンバーバッチが伝説のネコ画家役「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」12月1日公開 場面写真披露

2022年9月16日 13:00

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一生をかけて猫を描き続けた画家の人生を描く
一生をかけて猫を描き続けた画家の人生を描く
(C)2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

ベネディクト・カンバーバッチが英画家ルイス・ウェイン役を演じた「The Electrical Life of Louis Wain(原題)」が、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」の邦題で12月1日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開される。場面写真が8点、一挙披露された。

本作は、19世紀末から20世紀にかけてイギリスで人気を博した画家でイラストレーターのルイス・ウェインの人生を描いたもの。当時、ネズミの退治役、もしくは不吉な存在として恐れられていた猫を愛らしくコミカルに、生き生きとしたタッチで描き、人々の心を掴んだウェイン。夏目漱石の「吾輩は猫である」に登場する絵葉書の作者とも言われているほか、SFの巨匠H・G・ウェルズからも「ルイス・ウェインは独自の猫を発明した」と絶賛された。

画像2(C)2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
画像3(C)2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェインは、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍。やがて、妹の家庭教師エミリーと恋に落ちたウェインは、身分違いだと反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために猫の絵を描き始めるウェイン。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を大切に過ごしていくが、エミリーがこの世を去る日が訪れる。ウェインはピーターを心の友とし、猫の絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る。

画像4(C)2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

ウェイン役を演じたのは、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。妻エミリー役は、TVシリーズ「ザ・クラウン」のエリザベス2世役で人気を獲得したクレア・フォイが務める。もう一人の主役“ピーター”は、年齢に応じた3匹の猫が演じた。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側にいたというフェリックスが、CGなしの名演を見せる。

そのほか、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアンドレア・ライズボロー、「裏切りのサーカス」のトビー・ジョーンズ、「わたしは、ダニエル・ブレイク」のヘイリー・スクワイアーズら、英国実力派俳優が顔を揃える。「ジョジョ・ラビット」を監督したタイカ・ワイティティと、ミュージシャンのニック・ケイヴも意外な役柄で顔を出し、「女王陛下のお気に入り」のオリビア・コールマンがナレーションを務める。

メガホンをとったのは、俳優、監督として活躍する日系英国人のウィル・シャープ。衣装は「ある公爵夫人の生涯」でアカデミー賞に輝いたマイケル・オコナーが手掛けた。

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