【追悼】ゴダール作品の入門ガイド“おすすめ映画”12選 米サイトが選出
2022年9月14日 13:00

フランスのヌーベルバーグを代表する映画作家ジャン=リュック・ゴダール監督が、9月13日(現地時間)に他界したことを受け、米IndieWireは偉大な映画監督の作品の入門ガイドとして12作品を紹介している。
ゴダール監督の美学全体を紹介する役割を果たす作品として選ばれた12本はランキング形式で紹介されており、「気狂いピエロ」が第1位に輝いた。共同選者のクリスチャン・ブローベルトは、選出の理由を「20世紀で最も美しい芸術作品のひとつ」と説明。「ゴダールはこれ以上ロマンチックな映画も、これ以上官能的な映画も作ったことがないし、彼が撮影する風景は包み込むようなものだ。芸術的思考の時代が、ひとつの崇高な感情表現に凝縮されている」と評した。
同サイトでは、より深くゴダール作品を知りたい人向けに、「ヌーヴェルヴァーグ」(1990)、「小さな兵隊」(1963)、「パッション(1982)」、「映画史特別編 選ばれた瞬間」(2005)、「愛の世紀」(2001)を挙げている。
米IndieWireが選ぶゴダール監督作12作品は以下の通り。
2. 「軽蔑」(1963)
3. 「勝手に逃げろ/人生」(1979)
4. 「男性・女性」(1965)
5. 「勝手にしやがれ」(1960)
6. 「さらば、愛の言葉よ」(2014)
7. 「アルファヴィル」(1965)
8. 「彼女について私が知っている二、三の事柄」(1966)
9. 「ゴダール・ソシアリスム」(2010)
10. 「女と男のいる舗道」(1962)
11. 「ウイークエンド」(1967)
12. 「万事快調」(1972)
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