ヌーヴェルヴァーグ

劇場公開日:

解説

1960年代前後に台頭したヌーヴェル・ヴァーグの旗手的存在だったジャン・リュック・ゴダール監督によるドラマ。主演は二役を演ずるアラン・ドロンで、ゴダールとは初顔合わせ。

1990年製作/88分/フランス・スイス合作
原題:Nouvelle Vague
配給:広瀬プロダクション
劇場公開日:1991年11月11日

ストーリー

大財閥の女当主、エレナ(ドミツィアーナ・ジョルダーノ)は交通事故に遭った記憶喪失の男、ロジェ(アラン・ドロン)を救う。その日からロジェはエレナと行動を共にし、彼女の屋敷に住み始めた。だが、必然のように二人の心はすれ違い、常に緊張感が張りつめている。その後ボートで湖に出た時、ふとした弾みで水に落ちたロジェにエレナは手を差し延べようとはせず、ロジェの姿は湖中に消えてしまった。季節はめぐってふたたび春。エレナの前にロジェそっくりの男、リシャール(ドロン・二役)が姿を現す。エレナは、ロジェとは異なって活動的な彼に、磁力に吸い寄せられるように惹かれていった。しかしリシャールは素知らぬ顔で彼女を突き放し、瞬く間にエレナの会社の実権を握ってゆく。今や二人の地位はまったく逆転してしまったかのようだ。そんなある日、二人はかつてのロジェとエレナのようにボートで湖へ漕ぎ出した。リシャールはエレナを突き落とし、今度はエレナの方が沈んでいく。しかしその時、リシャールの手がしっかりとエレナをつかみ、二人に真の愛が芽生えるのだった。

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映画レビュー

2.0よくわからない

2021年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 何の不自由もない金持ちのアラン・ドロン。車にはねられそうになった放浪者のアラン・ドロン。ボートの上から突き落として殺した事実と、それに反証するかのような後半の展開。アラン・ドロンによる一人二役の演技のおかげで完全にはストーリーを掴めない。結局は同一人物だったということなのか・・・

 商業映画の象徴であるかのようなアラン・ドロンを敢えて起用したことがシニカルなのだろうけど、ストーリーがよくわからないのでその点はよくわからない。

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kossy
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