「耳をすませば」声優・スタッフ・あらすじ・キャッチコピーは?
2022年8月26日 20:00

宮崎駿さんがプロデュースと脚本、近藤喜文さんが監督を担ったスタジオジブリ作品「耳をすませば(1995)」が、本日8月26日午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」にて放送されます。

「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」に続く“3週連続ジブリ”のトリを飾る本作は、甘酸っぱい青春時代を思い出させてくれる人気作。当時14歳だった俳優の高橋一生さんが声優を務めていることなど、放送される度に大きな話題を集めています。この記事では「耳をすませば(1995)」のあらすじやキャラクター設定、声優陣などを紹介します。
月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になり、受験勉強に一生懸命な周囲をよそに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほど、その名前があった。やがて、雫は天沢聖司との出会いを果たすが、彼は中学を卒業したらイタリアへ渡り、バイオリン職人の修業をしようと決意していた。
雫は聖司に惹かれながらも、進路も将来も才能も全てがあいまいな状況のなか、自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形バロンを主人公にした物語を書き始める。
ジブリ作品を支えてきた名アニメーター近藤喜文さんの長編初監督作であり、1998年に47歳で他界した近藤さんにとって、本作が最初で最後の監督作となりました。

読書好きな中学生3年生の少女。夏休みに、図書館で読んだ本の図書カードに「天沢聖司」という名を見つけると、やがて気になる存在に。聖司の生き方に大きく影響を受けていく。
本名陽子さんは「おもひでぽろぽろ」の主人公・岡島タエ子、「猫の恩返し」のチカ役や、初代「プリキュア」の美墨なぎさ役(キュアブラック)などを務めてきた人気声優。本作では主題歌「カントリー・ロード」の歌唱も担当しています。ちなみに、2014年にはブログで結婚を発表し、「いま、ようやくこのセリフをちゃんといえます(笑) …好きな人が、できました」と、本作のキャッチコピーにかけて報告していました。

雫と同じ中学に通う3年生。雫のことは以前から図書カードを通して知っており、自分の存在に気づいてもらおうと何冊も本を読んでいた。将来はバイオリン職人になるという夢がある。
子役からキャリアをスタートさせ、映画「シン・ゴジラ」やドラマ「カルテット」「岸辺露伴は動かない」など、いまや人気俳優として活躍する高橋一生さんが声優を務めています。公開当時14歳で、以前同番組で放送された際の公式Twitterによると、当時の収録から1週間後くらいに声変わりをしたという、奇跡のようなタイミングで収録が行われました。

雫の父親。図書館で勤務している。雫の良き理解者であり、物語を書くことに集中している雫が試験で順位を100番落としてしまった際にも、“人のせいにしないこと”を条件にやりたいことを応援した。
声優を務めた立花さんは、「田中角栄研究」で脚光を浴び、評論家・ジャーナリストとして活躍されました。

雫の母。社会人学生として大学院に通っている。
室井滋さんは俳優として数々の作品に出演してきた以外にも、声優としては「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」のドリー役で知られています。

聖司の祖父・西司朗がドイツに留学していた際、頼み込んで貰い受けてきた猫の人形で、通称は「バロン」。雫が書いた物語の主人公となり、「猫の恩返し」にも登場する。
声優を務めた露口茂さんは、「太陽にほえろ!」での山村精一警部補(落としの山さん)や映画「ええじゃないか」などで知られています。

ジブリ作品のキャッチコピーを数多く手がけてきた糸井重里さんが考案しました。なお、糸井さんは「魔女の宅急便」の「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」や「もののけ姫」の「生きろ。」、「千と千尋の神隠し」の「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」などのキャッチコピーも考案されています。
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