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【世界の映画館】映画好きの夫妻が手探りでオープンした渋谷唯一の名画座「シネマヴェーラ渋谷」

2022年8月6日 09:00

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劇場入り口
劇場入り口

東京・渋谷区のシネマヴェーラは、2006年1月に映画好きの夫妻が手探りでオープンさせた渋谷で唯一の名画座。ハリウッドの古典や邦画を中心に、ヨーロッパ映画やアジア映画などを1本立て入替制で上映しています。支配人の内藤由美子氏よると、館名の「シネマヴェーラ」はイタリア語などで「春」を意味する「プリマヴェーラ(Primavera)」を参考にした造語とのこと。また、「若い人に映画を観てもらいたい」という支配人の意向で、学生は600円、中学生以下は500円という低価格になっているのも特徴です。

なお、入居するKINOHAUSにはシネマヴェーラの他にも、映画、映像づくりの教育機関であり、マスコミ試写に利用されることもある「映画美学校」、トークライブハウス「LOFT9 Shibuya」、落語やコントの公演を中心に、映画祭なども開催している「ユーロライブ」、国内外のインディーズ作品を上映する「ユーロスペース」、上映普及活動と映像教育を通して芸術文化の振興と地域の発展に寄与することを目指す「コミュニティシネマセンター」も入居しており、ビル自体が渋谷の文化拠点になっています。

入居するKINOHAUSの正面玄関
入居するKINOHAUSの正面玄関

監督やカメラマンなど、作家性にこだわったラインナップを組んでおり、亡くなった監督の権利相続者を自ら探して交渉し、上映に至ったこともあるとか。また、内藤支配人自身が「気になった監督やスタッフがいると、彼らの作品を網羅したくなる」と語るように、幅広い作品を上映しており、他では見られない映画を見られるのが、シネマヴェーラ最大の特徴と言えます。映画史を深堀りできる名画座を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

142席ある客席
142席ある客席
■上映中作品 2022年8月19日まで
蓮實重彦セレクション 二十一世紀のジョン・フォードPart I
「誉の名手」「砂に埋れて」「アイアン・ホース」「四人の息子」「血涙の志士」「最敬礼」「大空の闘士」「戦争と母性」「プリースト判事」「俺は善人だ」「ハリケーン」「若き日のリンカーン」「モホークの太鼓」「怒りの葡萄」「果てなき船路」「タバコ・ロード」「荒野の決闘」「アパッチ砦」「静かなる男」「太陽は光り輝く」「モガンボ」「捜索者」「リバティ・バランスを射った男」「荒野の女たち」「香も高きケンタッキー
■近日上映予定 2022年8月20日~2022年9月9日
「キャメラを抱いて走れ! 撮影監督 仙元誠三

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