アイアン・ホース

解説

1860年代におけるアメリカ横断鉄道敷設の困難を描いた映画でチャールズ・ケニオン氏とジョン・ラッセル氏とが原作を書き「森の鍛冶屋」「オーロラの彼方へ」等同じくジョン・フォード氏が監督した。主役は「戦禍」等出演のマッジ・ベラミー嬢を始め、シリル・チャドウィック氏、グラディス・ヒューレット嬢、J・ファーレル・マクドナルド氏等が助演している。

1924年製作/アメリカ
原題:The Iron Horse

ストーリー

合衆国中興の大業を全うした大統領リンカーンは南北戦争によって南北融合を計る と共に大陸横断鉄道を敷設して東西を近接せしめんとした。インディアンに父を殺されたデーヴィー・ブランドンは鉄道事業に身をささげた。そうして子供時代に幼い恋を語った ミリアム・マーシュと邂逅し青春の血を燃やすのであった。その恋は烈日にもとろけず寒風にも凍えなかった。インディアンの襲撃もまた彼らの恋と事業とを防げ得なかった。シウー族やシャイアン族等の猛撃を受けたときは、銃架が熱して握られぬくらいになるまで闘った。広野の冬は寒く冷たく、砂漠の夏は灼熱の地獄であった。けれども彼らの不屈の精神は1862年7月1日リンカーンが鉄道律に署名して以来、日一日、歩一歩と完成に近づき遂に1869年5月10日にユタ州プロモントリー・ポイントにおいてユニオン・パシフィック鉄道とセントラル・パシフィック鉄道との機関車とが向かいあった。かくて両鉄道は結婚し東と西は一つになった。

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