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没後45年・令和初のチャップリン映画祭開催! 「キッド」「サーカス」は初の4Kリマスター上映

2022年7月28日 07:00

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「独裁者」
「独裁者」
(C)Roy Export SAS

チャールズ・チャップリンの代表作を一挙に上映する「フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭」が、没後45年にあたる11月3日から開催されることが決定した。

5月、カンヌ国際映画祭の開会式にサプライズ登場したウクライナのゼレンスキー大統領は、チャップリンの「独裁者」を引き合いに「独裁者は破れると確信しています。私たちは1940年の時のような言葉を聞かなければなりません。スクリーンから聞こえてくる自由な世界の言葉です。私たちの時代の映画が沈黙していないことを示す、新たなチャップリンが必要です」とスピーチ。満場の客席からスタンディングオベーションが起きた。

独裁者」はヒトラーの全盛期に、チャップリンが笑いを武器に真っ向から立ち向かった問題作だ。世界征服の狂気に憑かれて、隣国への侵略を進める独裁者ヒンケルに、ひょんなことから間違われたユダヤ人の床屋。彼が大群衆を前に演説をするラストは、映画史に残るワンシーンとなっている。

「街の灯」
「街の灯」
(C)Roy Export SAS
「モダン・タイムス」
「モダン・タイムス」
(C)Roy Export SAS

今回の特集上映では、「独裁者」を含む、チャップリンの代表作の長編10本全てをデジタル・リマスター版で初めて一挙上映することに。放浪者チャーリーの盲目の花売り娘への献身的な愛に涙する、3年もの歳月をかけて製作された珠玉の名作「街の灯」、アカデミー賞作曲賞を受賞し、老芸人の若いバレリーナへの無償の愛を描いた「ライムライト」、痛烈な機械文明への風刺をこめた現在に通じる傑作「モダン・タイムス」、ゴールド・ラッシュを背景にしたスラップスティックコメディ「黄金狂時代」に加え、血のつながりを超えた親子の愛を描く「キッド」、第1回アカデミー賞特別賞受賞作「サーカス」などを披露する。

なお、「キッド」「サーカス」の2本は、初の4Kデジタル・リマスター上映となる。

「キッド」
「キッド」
(C)Roy Export SAS

「フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭」は、11月3日から角川シネマ有楽町ほかで順次開催。上映する長編作品は、以下の通り。

キッド」(1921)サイレント(無声映画)※4K上映
巴里の女性」(1923)サイレント(無声映画)
黄金狂時代」(1925)サイレント(無声映画)+ナレーション
サーカス」(1928)サイレント(無声映画) ※4K上映
街の灯」(1931)サイレント(無声映画)
モダン・タイムス」(1936)サイレント(無声映画)
独裁者」(1940)
殺人狂時代」(1947)
ライムライト」(1952)
ニューヨークの王様」(1957)

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