「ローマの休日」18年ぶりに金曜ロードショーで放送! 新吹き替え版に早見沙織&浪川大輔
2022年4月22日 12:00

オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックが共演した名作「ローマの休日」のデジタルリマスター版が、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、5月13日に放送されることが決定した。金曜ロードショーでは18年ぶりの放送となる。
オリジナルの新吹き替え版となっており、アン王女(ヘプバーン)を早見沙織(「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役、「宇宙よりも遠い場所」の白石結月役、「映画 聲の形」西宮硝子役)、新聞記者のジョー・ブラッドレー(ペック)を浪川大輔(「ルパン三世」石川五ェ門役、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ギルベルト役)が担当。
また、カメラマンのアービング(エディ・アルバート)を関智一(「ドラえもん」スネ夫役)美容師のマリオ(パオロ・カルリーニ)を関俊彦、(「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨役)ヘネシー支局長(ハートリー・パワー)を茶風林(「名探偵コナン」目暮警部役)、伯爵夫人(マーガレット・ローリングス)をすずき紀子が務めている。
1953年(日本では54年)に公開された本作は、「大いなる西部」「ベン・ハー」を手掛けたウィリアム・ワイラーの監督作。第26回アカデミー賞で主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞し、世界的に大ヒットを記録した。

ある国の王女・アンは、親善旅行での厳しい規律とスケジュールにストレスを感じ、ローマ滞在の夜、こっそり街へ飛び出してしまう。ベンチで寝入ってしまったアンに声をかけたのは、偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョー。彼女の素性も知らず自分のアパートで休ませることに。翌朝、アンの正体を知ったジョーは、特ダネを掴もうと自分も身分を偽り、彼女にローマの街を案内することに。ローマの名所を巡る2人の間には、やがて恋が芽生え始める。
トレビの泉、真実の口といったローマの名所が次々と登場し、ヘプバーンのファッションも観客の憧れの的に。初主演となったヘプバーンは世界的人気女優となり、その後も「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」「ティファニーで朝食を」などで人気を不動のものにし“永遠の妖精”と呼ばれ愛され続けている。なお、ヘプバーンの知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー「オードリー・ヘプバーン」が、5月6日から公開される。

早見と浪川は、今回の情報解禁にあわせて、それぞれコメントを発表。「吹き替えオファーが来た時の心境は?」という質問には、以下のような言葉を紡いだ。
早見「子どもの頃、声優というお仕事を認識したきっかけが、池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘップバーン作品を見たことでした。マネージャーさんからは初め、タイトルを聞かずに『劇場版の吹き替えがある』とだけ聞いていて、その後さらっと“『ローマの休日』をやる”と言われ、それを聞いた瞬間、心拍数が上がり、手に汗握って、全身の温度が上がるかのような何とも言えないドキドキと緊張感につつまれました」
浪川「名作中の名作なので、喜びと共に、驚き、プレッシャーが同時に押し寄せてきました。すごく嬉しかった一方で、『本当にやるの?できるかな?』と…。グレゴリー・ペックの吹き替えはやった事がなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり『嬉しい!』という気持ちが一番強かったです」

そして、視聴者へのメッセージも寄せている。
早見「18年ぶりに金曜ロードショーで放送されるという事で、私自身、作品の一ファンとして放送される事自体嬉しく思ってます。まさかアン王女の役として私がたずさわる事ができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です! こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります…。作品の中のアンの魅力、素敵なところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見て素敵な“休日”を過ごして頂けたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが(笑)」
浪川「名作が18年ぶりに『金曜ロードショー』に登場! しかも新録自体も久々です! 『名前は知ってるけどちゃんと見た事ない』という方もいらっしゃるかと思いますが、これを見て温かい気持ちになって頂けたら嬉しいです。本当に素敵な映画なので是非見てください!」
「ローマの休日」のデジタルリマスター版は、5月13日の午後9時~10時54分に「金曜ロードショー」で放送。なお、今後の「金曜ロードショー」のラインナップは、以下の通り。
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