「名探偵コナン　緋色の弾丸」ゲスト声優・あらすじ　浜辺美波は誰を演じた？

2022年4月21日 10:00

(C)2020 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会

青山剛昌氏の人気コミックをアニメ化した大ヒットシリーズ「名探偵コナン」。その劇場版24作目「名探偵コナン　緋色の弾丸」が、2022年4月22日午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で本編ノーカット放送されます。

ストーリーやゲスト声優（石岡エリー役の浜辺美波さん）などの情報を、本作の取材を多く経験してきた映画.com編集部がまとめてみました。

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【見どころ】

世界最大のスポーツの祭典「WSG」と、世界初の「真空超伝導リニア」の開発という2つのキーワードを軸に、前代未聞の事件に挑む江戸川コナンの活躍を描く。FBI捜査官・赤井秀一が、シリーズ20作目「純黒の悪夢（ナイトメア）」以来に劇場版に登場する。

さらに、赤井の弟でプロ棋士の羽田秀吉、女子高生探偵の妹・世良真純、3人の母親で“領域外の妹”と名乗る謎の女性メアリーも登場。“赤井ファミリー”が集結する。

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【あらすじ】

4年に一度開かれる世界最大のスポーツの祭典「WSG ワールド・スポーツ・ゲームス」が東京で開催され、その開会式にあわせ、最高時速1000キロを誇る世界初の「真空超電導リニア」を開発することが発表された。

しかし世界の注目を集める中、名だたる大会スポンサーが集うパーティ会場で突如事件が発生。企業のトップが次々と拉致されてしまう。

そして、その裏には事件を監視する赤井秀一と、彼の指令を待つFBIの姿があった。江戸川コナンは、今回の事件と、15年前にアメリカのボストンで起きた「WSG連続拉致事件」との関連性を疑うが……。

【スタッフなど】

監督：永岡智佳（「名探偵コナン　紺青の拳（フィスト）」「劇場版　うたの☆プリンスさまっ♪　マジ LOVE キングダム」など）

脚本：櫻井武晴（「名探偵コナン　ゼロの執行人」「麒麟の翼　劇場版・新参者」「科捜研の女　劇場版」など）

総作画監督：須藤昌朋（劇場版「名探偵コナン」の全作品に参加）

主題歌：東京事変「永遠の不在証明」

アニメーション：TMS/V1Studio

劇場公開日：2021年4月16日

最終興行収入：76.5億円（シリーズ歴代3位）

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【ゲスト声優】

●浜辺美波／石岡エリー役

真空超電導リニアの客室担当・石岡エリー役は、幼い頃から大の「名探偵コナン」ファンだという浜辺美波さん。

2011年に第7回「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞。実写ドラマ版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」（15）のめんま役で注目を集め、映画「君の膵臓をたべたい」（17）、「映画　賭ケグルイ」（19）、「約束のネバーランド」（20）など数々の大ヒット作に主演する人気女優です。

「コナン」ファンだけあって、本作「名探偵コナン　緋色の弾丸」出演が決まった際は大興奮。「擬音でもいいから、いつか何かの役を演じさせていただけたらと思っていたのに、出演できるだけでなく人間の役をいただけて光栄すぎて緊張しています」と喜びを爆発させていました。

一方で「いつかコナンのお仕事ができたら」と思いながらも、「ファンだからこそ邪魔をしたくない」という複雑な心境でもあったそう。「本当にうれしい経験をさせていただけるので、できるだけ上ずらないように頑張ります」と意気込んだ浜辺さんの演技は、本編でたっぷりとお楽しみください！

ちなみに……本作で好きなキャラクターについては、「メインキャラクターの赤井さんも好きですが、やはり長いこと見続けているのでコナン君と新一君が好きですね」とのことでした。

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【声優】

●江戸川コナン／高山みなみ

●毛利蘭／山崎和佳奈

●毛利小五郎／小山力也

●赤井秀一／池田秀一

●阿笠博士／緒方賢一

●吉田歩美／岩居由希子

●小嶋元太／高木渉

●円谷光彦／大谷育江

●灰原哀／林原めぐみ

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【完成披露舞台挨拶、コナン役・高山みなみが涙…】

当初は2020年4月17日に公開される予定だった本作ですが、新型コロナウイルスの影響で公開が1年間延期されていました。それだけに、ファンに本編を披露できる完成披露試写会（21年4月6日）では、舞台上で声優陣が思いの丈を語りました。

コナン役の高山みなみさんは、「（公開延期は）とてつもなく苦しい判断でした。毎年、映画を楽しみにしてくださるファンの皆さんの気持ちを知っているからです」と涙ぐみながら挨拶。「すごく我慢していたんですが、どうしても涙があふれてしまって。江戸川コナンは泣かないんですが、高山みなみは泣くので……」と、感無量の面持ちで言葉を続けます。

コロナ禍により、アフレコが中断した時期もあったといい、「私自身、目に触れる場所に、コナン（のグッズ）を置かないように“コナン絶ち”をして。見ると、思い出して、（ファンや共演者に）会いたくなるし、さみしくなるし。その分の思いが今日はこみあげている」と苦しい胸中を明かしました。

その上で、高山さんはついに作品が完成した喜びを語ります。「いよいよ皆さんのところに、映画を届けられる日が来ました。ファンの皆さんが待ってくださったから、こうしてこの日を迎えることができています」と感謝の意を込め、「映画は見ていただいて初めて完成するものです。皆さん、お待たせしました！」とファンに呼びかけていました。

キャスト、スタッフ、ファン、あらゆる人々の思いをのせた「名探偵コナン　緋色の弾丸」。心ゆくまで、ご堪能ください。

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（映画.com速報）