是枝裕和監督初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」カンヌ映画祭コンペ出品! 日本公開は6月
2022年4月14日 19:23

是枝裕和監督の最新作で、初の韓国映画となる「ベイビー・ブローカー」が、5月17日(現地時間)から開催予定の第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、6月に日本公開されることが発表された。是枝監督作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の「万引き家族」から4年ぶり、6度目となる。
“赤ちゃんポスト”に預けられた赤ん坊を巡り出会っていく人々が描かれる、ヒューマンドラマ。米アカデミー賞で作品賞に輝いた「パラサイト 半地下の家族」に主演したソン・ガンホをはじめ、「MASTER マスター」のカン・ドンウォン、是枝監督が2009年に手がけた「空気人形」に主演したぺ・ドゥナが参加している今作は、是枝監督と韓国の映画人たちが長年構想を温めてきた企画を結実させたオリジナル作品だ。
出品決定にあたり、是枝監督は「6回目だからといって嬉しくないかと言ったらそんなことはありません。異国での、言語や文化の違いを超えた今回の共同作業を高く評価して頂けて、僕だけでなくスタッフ、キャスト皆が報われたとホッとしています。4年ぶりのカンヌ参加になりますが、コロナ禍だけではなく、世界が大きく揺れる時代に映画を作り続けること、そして、世界に届けることの意味を考える良い機会にしたいと思います」と喜びのコメントを寄せている。
また、カンヌ映画祭コンペ部門出品の吉報と同時に、本作のポスタービジュアル、追加キャストも発表された。韓国の人気俳優イ・ジュヨンが、ペ・ドゥナとコンビを組んでブローカーたちを追うイ刑事を演じる。2020年の韓国TVドラマ「梨泰院クラス」で、主人公が経営する居酒屋の料理長マ・ヒョニ役を演じたイの熱演に注目だ。
これまでの是枝監督作では、2004年「誰も知らない」主演を務めた柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞、2013年「そして父になる」では審査員賞を受賞、2018年「万引き家族」では最高賞のパルムドールをカンヌで受賞している。6月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。
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