デビッド・リンチ、スピルバーグと初タッグ! 俳優として新作映画に出演
2022年2月7日 14:00

スティーブン・スピルバーグ監督の新作映画「The Fabelmans(原題)」に、鬼才デビッド・リンチ監督が俳優として出演していることが明らかになった。米バラエティが独占で報じている。
米アリゾナ州で生まれ育ったスピルバーグの少年期から青年期に着想を得た本作は、8ミリ映画の撮影に明け暮れる少年サミーが、様々な出会いと別れを通して成長し、映画作りへの情熱を昇華させていくさまを描く半自伝的な青春ドラマ。ガブリエル・ラベル(「デッド・シャック 僕たちゾンビ・バスターズ!」)がスピルバーグの分身とも呼べる主人公のサミー、両親をポール・ダノとミシェル・ウィリアムズ、サミーが慕うおじをセス・ローゲン、サミーの妹アンをジュリア・バターズ(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」)が演じている。
1977年に「イレイザーヘッド」で鮮烈な監督デビューを果たしたリンチは、続く「エレファント・マン」(80)が米アカデミー賞で作品賞と監督賞を含む主要8部門にノミネートされ、一躍注目を集めた。その後も、2度目のアカデミー賞監督賞ノミネートを獲得した「ブルーベルベッド」(86)やカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝いた「ワイルド・アット・ハート」(90)、「ロスト・ハイウェイ」(97)、「マルホランド・ドライブ」(2001)などの個性的な映画作品の数々に加え、世界中で社会現象となる大ヒットを記録した「ツイン・ピークス」(90~91)でテレビ界にも進出した。
同ドラマでFBI捜査官ゴードン・コール役を演じたほか、個性派俳優ハリー・ディーン・スタントンの遺作となった17年の監督作「ラッキー」にスタントン演じる主人公の友人役で出演するなど、俳優としての顔も持つリンチ監督だが、本作でどのような役柄を演じるのかは、現時点で明らかになっていない。なお、70年代後半に映画監督としてのキャリアをスタートさせた“同期生”のスピルバーグとリンチがタッグを組むのは、これが初めてとなる。
「ミュンヘン」「リンカーン」「ウエスト・サイド・ストーリー」の脚本家トニー・クシュナーと共同で、2001年の映画「A.I.」以来約20年ぶりにスピルバーグ自ら脚本を執筆、メガホンをとる「The Fabelmans(原題)」は、11月23日全米公開予定。
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