イレイザーヘッド

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イレイザーヘッド
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解説

鬼才デビッド・リンチ監督のデビュー作。悪夢のような出来事に見舞われ正気を失っていく男を、全編モノクロ映像でつづる。消しゴムのような髪形から「イレイザーヘッド」と呼ばれるヘンリーは、恋人から肢体が不自由な赤ん坊を産んだことを告白され、恋人との結婚を決意する。ところが彼女はおぞましい形相の赤ん坊に耐え切れずにやがて家を出てしまい、残されたヘンリーは1人で赤ん坊を育てることになるが……。1981年に日本初公開。93年に完全版が、2009年にデジタル・リマスター版がそれぞれ公開された。

1976年製作/89分/アメリカ
原題:Eraserhead
配給:デイヴィッド・リンチ プロジェクト
日本初公開:1981年9月

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映画レビュー

4.0消しゴム頭はラジオの電波を受信するか?

2019年11月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

【誰の共感を得られずともレビューしたい映画/part.3】

ブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」を私に教えてくれた[彼女]は、23歳で自ら命を断った。…

…[彼女]と最初に観た映画が、本作と「スキャナーズ」の2本立て上映。私は「スキャナーズ」だけ観たかった…エスパー同士の超能力対決って「バビル2世」 みたいな内容が面白そうで…

ところが、本作を喰い入る様に見る[彼女]と、対照的に目を背けてばかりの私…「エレファントマン」監督のデビュー作か、何か知らないけど…「早く終わって…」と心の声…映画って、観ている私が(こうなってほしいなぁ~と)思う様に大方なってくれて、カタルシスを感じるモノだと、まだ少しは信じていた頃だった…

本作は、私の思う様になってくれないどころか、悪夢が来たりて又悪夢に出口塞がれた感じ、地獄八景嫌ぁ~な油汗と吐き気…結局[彼女]は、「…興味ないから…」とスキャナーズ観ずに先帰り、私一人で頭が「ボンっ!!」て映画の中に近い展開に…

…それそも、アート映画は苦手、カルト映画は好きって思ってたが、今思えば、そんなジャンル分けの、線引き必要なかったと…音楽だってボーダレスが普通になった。では、それを理解した上で、本作を何映画?と言われたら困る😞…D.リンチ映画としか言い様がないです😔

話は遡って…私が大学2回生の時、同じゼミにいた[彼女]は、私より2歳上で、いつもゲーテやヘッセなどを、学内の片隅で読んでいた。身長はヒール履いてないのに、165cmある私より高く、痩せた長い首、黒いベレー帽、真っ黒なカラスみたいな服、当時も今もめずらしい、ベリーショートヘア、自分からは一切話さない、誰とも目をあわさない…文学系モデルのつもりかぃ?チッ!気取った女っ…と私も周りの人間も思っていた。

そんな[彼女]と、何故、映画を観る仲に至ったか?…それは音楽だった。ある日、講義に遅刻した私は、席が彼女の隣しか無く渋々座り…寝た。片付ける音で、目覚めたら、[彼女]がレコードのライナーノーツを読んでた。チラ見すると…「The Velvet Underground and Nico/国内盤…」の文字が目に飛び込み、思わず…「ちょっとアンタそれ持ってんの?」、「…は?…はい」

数時間後、その廃盤レコードを借りる為、半ば強引に駅前の喫茶に誘い、高い紅茶をおごってた。当時、学内に軽音が無い為、仕方なく映研に入部し、学外で、元ヤン仲間とPUNK系バンドの活動をしており、そのルーツを辿りながら、Guitarを弾く日々だった。好きな読書も、映研に入部した癖に映画も、無関心になり、映画館ではなくライブハウス通いの日々…。

そんな頃に、[彼女]から吸収する事は多くて、カルト映画やヌーヴェルバーグ、シャンソンや現代音楽がメインでした。よく名画座や自主上映会に行きました。

「ホーリー・マウンテン」「ピンクフラミンゴ」「ブリキの太鼓」「アルタード・ステーツ」「惑星ソラリス」「ファンタスティック・プラネット」…中にはゲロゲロなのもあったけど、どの作品も半分は理解不能、半分は変だけどオモロ凄い…

私の正体は、難解なモノを理解したふりしてカッコつけてるだけ。[彼女]の正体は、最後迄わからず。ただ本も音楽も映画も、もの凄く選んでいた…「心が病んでいる人間に明るく愉しいモノ見聞きさせるのは逆効果、私は共鳴したいだけ」…と言われた。

お金払って嫌悪感味わいたい人がいます。…マゾヒストとは別分類の人々…[彼女]も多分そんな類いの人種だった様です。

80年代初頭、あらゆるバンドが百花繚乱の頃、PUNKの極北とも言える、過激ノイズバンド 「非常階段」と変激のPUNK「スターリン」 を特集した関西のミニコミ誌を見て、私が行くのは怖いから、レコード「trash」を買ったスターリンより、[彼女]は非常階段を見に行きたいと言った。私はわからなかった…ノイズの洪水の中で汚物をぶっかける、ステージパフォーマンス…お金払って迄は…まるでスキャナーズとイレイザーヘッドの時みたい…

翌年、しばらく大学行かず、バンドで、日本海の知り合いが経営するライブハウスに出演を海水浴兼ねて、 長らく行き、9月久々に大学に行くと…校内掲示板の前で、凍った蝋人形の様に、動けなくなった…【学葬の御案内】…

[彼女]は自ら命を断った。それ以上の事は書かない…レコードの貸し借りをしていた時、各国のPUNK&New Waveを聴かせたら、白けた感じで「…私のPUNK…」 と差し出したのが「ラジオのように」だった。

立ち直れない日々から、回復後、ロック喫茶で、輸入VHSで買った「イレイザーヘッド」の映像を映し、「ラジオのように」を流してもらい、私なりの葬別をした。

「友人なんていらない」と言った[彼女]、今までの人生で出会った最も不思議な人物、その人に聴かされた「ラジオのように」、シャンソンとフリージャズの融合は、まるで私と[彼女]。今までの人生で出会った最も不思議な映画「イレイザーヘッド」…本作を観るとすぐ[彼女]を思い出し、初観の嫌な印象が消え失せている。観る度に[彼女]の残留思念は降りてくるが…ラジエーター内の女は降りてこない。

1981年🎃月/三宮センタープラザにて鑑賞。同時上映「スキャナーズ」💥

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観賞菩薩

1.0キモい!ヘンタイ!笑かすな!

惟朔さん
2019年5月28日
iPhoneアプリから投稿

基本的に全編通して気持ち悪いんだけど、
ちょっとクスっとなるところもある。
まずこの題「イレイザーヘッド」。
鉛筆につく消しゴムのような髪型をした主人公ヘンリーと、彼の生首を原料に消しゴム鉛筆が生産される劇中の悪夢を指している。
あと意外とヘンリーは子育てに頑張っているのも笑える。
個人的だけど奇形児が意外と可愛くて、それをまさかあんな風になっちゃうのが悲しくてしょうがなかった。

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惟朔

4.5天才の頭の中

2019年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

デヴィッド・リンチ監督の衝撃的なデビュー作。初鑑賞時に受けた途轍もない衝撃が未だに忘れられない。

約10年ぶりくらいに鑑賞。改めて観ても凄まじい作品だった。

完璧に表現された独創的な世界観が凄い。本当に完成度が高すぎる。デビュー作で、しかも低予算で、ここまで完璧に独自の世界観を映像化してしまうのだから、デヴィッド・リンチは本物の天才だ。

そのリンチ監督の世界観は究極のカオス。バッドトリップしているかの様な悪夢のような世界観。狂った家族や気持ち悪すぎる奇形児。モノクロが絶妙な鬱屈とした映像。身の毛もよだつ様な気持ち悪い効果音。凄まじい映像表現だった。

この作品はデヴィッド・リンチという人間のコアをそのまんま表現した作品だと思う。後のリンチ作品にも、ここまで露骨ではないが、この作品の持つ世界観がどの作品のコアにも共通してあると思う。

天才が生み出した、悪夢のような処女作。

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アントキのバンデラス

4.0怪作イレイザーヘッド

2019年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

一見グロテスクでよくわからない映画ですが、しっかりみるとテーマ性が非常に高い作品だとわかりました。モノクロの情緒的映像や、奇想天外なアイデアは必見!

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映画は時間のムダ使い
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