イレイザーヘッド
劇場公開日 2009年2月28日
解説
鬼才デビッド・リンチ監督のデビュー作。悪夢のような出来事に見舞われ正気を失っていく男を、全編モノクロ映像でつづる。消しゴムのような髪形から「イレイザーヘッド」と呼ばれるヘンリーは、恋人から肢体が不自由な赤ん坊を産んだことを告白され、恋人との結婚を決意する。ところが彼女はおぞましい形相の赤ん坊に耐え切れずにやがて家を出てしまい、残されたヘンリーは1人で赤ん坊を育てることになるが……。1981年に日本初公開。93年に完全版が、2009年にデジタル・リマスター版がそれぞれ公開された。
1976年製作/89分/アメリカ
原題:Eraserhead
配給:デイヴィッド・リンチ プロジェクト
日本初公開:1981年9月
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2022年4月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
たまたま都内ミニ系で公開し初鑑賞 この作品はキューブリックや国内なら大林監督の様に作品の趣向を承知の上での観る作品かと そんなに大昔の作品じゃないのに意図的に古臭く作り不可解感はよく描けてる今ならR指定で地上波は不可かな!?
2021年12月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
な、なんじゃ、こりゃ!この先に何が待ち受けているんだと期待感満載のぶっ飛んだオープニング。モノクロ映像のイカれたカルトの世界へようこそ。観る人を選ぶ作品だけど、嫌いじゃないぞ、この映画。賞賛を込めて最高にイカれてるで賞を贈りたい!モジャモジャ頭君の運命やいかに
2021年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ー デヴィッド・リンチ監督の、本作の製作意図をキチンと語れる人は、いるのだろうか・・。ー
・変な頭髪の男、ヘンリーはふらふらと廃墟を歩いている。
・アパートに戻ると、向かいの部屋の女性から”メアリー・X”の家族が夕食に招待したいと言っていたと告げられる。
・”メアリー・X”の家族との夕食
ー ローストチキンみたいな料理の、手羽が動いている・・。
そして、ヘンリーと、”メアリーX”の間に子供が生まれたと言われる。
□その子供???の容姿がグロテスク極まりない。
胎児のような、頭。身体は包帯に包まれている。
ヌメヌメした肌。
・メアリーは、その子供の出す声に堪えられず、出ていく。
・イキナリ、頬が膨れた女が、明るい歌を歌い出す・・。
ー 何を観ているんだろう・・、私は。ー
・ヘンリーは、子供???の包帯を鋏で切り、身体を刺す。ドロドロとした液体が、子供???の口から吐き出される。
<全編、風の様なノイズを背景に、異形物語は続く。
製作期間は4年もかかり、奥さんは愛想を尽かして去り・・。
けれども、ナント、この作品は徐々に口コミで広がり、3年のロングランを記録。
で、デヴィッド・リンチ監督は、コレマタ異形映画「エレファントマン」を制作し、大ヒットし、スター監督になるのである・・。
只、その次の「砂の惑星」は大失敗作となった・・。
不穏で、グロテスクで、その後のデヴィッド・リンチ監督ワールドの萌芽を感じさせる作品。>
2021年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
映画
『イレイザーヘッド』
の感想をブログに上げました。
『巨匠を観る』企画、10作目(全27作)の映画です。
監督:デヴィッド・リンチ
制作年:1977年
制作国:アメリカ
【あらすじ】
印刷工として働くヘンリー。
恋人から自宅に呼ばれ、家族と一緒に食事をしますが、動き出す肉、恋人の突然の発作、母親の奇行等、異常な食事会。
母親からは恋人に未熟児が生まれた事を告げられ、肉体関係があるのであれば結婚して子供を育てるように言われるが。。。
【感想】
現実感のない世界で、ひたすら気持ち悪さ、不気味さ、怖さ、そして異常な笑いを感じるカルト映画です。
ストーリー的に引き込まれる映画ではないですが、最後まで画面に引き付ける不思議な力を持った作品です。
子育てをする父親には響く映画かも知れません。。。
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