ロスト・ハイウェイ 劇場公開日 1997年6月14日
解説 鬼才デビッド・リンチ監督が「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」以来5年ぶりに手掛けたサスペンス作品。妻の浮気を疑う人気サックス奏者フレッド。彼はある日「ディック・ロランドは死んだ」という謎のメッセージを受け取る。そしてその翌日から、彼の元にビデオテープが届き始める。1本目には彼の家の玄関が、2本目には寝室が、そして最後に届けられたテープには、彼が妻を惨殺する様子が収録されていた……。
1997年製作/135分/アメリカ 原題:Lost Highway 配給:松竹富士
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2022年8月14日
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鑑賞方法:VOD
理解できなかった。 何故、高評価なのでしょう? 高名な監督作だからですか? 私は似非映画好きではありませんが。 普通に観て、普通に分からない、と。
観た気になっていた映画2作目。その全てがnine inch nailsのTrent reznorによるものという罪作りなミュージシャンに思いを馳せつつシカと鑑賞。 リンチが撮るから青年の恋とマリッジもここまでややこしくなるわけで。僕はサックスプレイヤーとメカニックの繋ぎを婚前婚後として観た◎そうすると父親から娘を娶る行為がこうも破壊的でエネルギーのいる行為なのか。と溜息ばかり😮💨観て結局疲れちゃったわwとは言え出演者にヘンリーロリンズがクレジットされたりさながらロラパルーザな作品には満足◎また見ようと思う
2022年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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1997年(アメリカ/フランス合作)監督:デイヴィッド・リンチ いざレビューを書こうとしたら、何も言葉が浮かんできません。 考えてみたら「ツインピークス」にも当時ほとんど関心がなかった。 満足に観たのは「ブルーベルベット」1986年と 「ストレート・ストーリー」1999年 直近で「デューン/砂の惑星」1984年 難解な事で有名なリンチ作品です。 地獄めぐりにしては《楽しい経験をした》と感じる映画でした。 (余韻は心地良い。多分この映画好き) 途中で犯人(夫のフレッド)が別人(修理工のピート)に入れ替わる。 ・・・そんな離れ業あり。 死んだブルーネットの妻レネエが、後半、金髪のアリスとして登場する。 2役を演じるのは着衣よりヌードシーンの比率の高いパトリシア・アークエット。 お尻の曲線が美しい。 フレッドの妻レネエの時は上品で大人しいが、夫は浮気を疑っており、 2人の関係は隙間風が吹いている。 一方のアリスは悪女で、ピートをそそのかしてフレディを殺させる。 小道具①・・・VHSのビデオテープ。 …………………………玄関に放置されていて、見ると、1つは玄関先、2つ目は夫婦の寝るベッドを …………………………真上から撮影したもの。 …………………………3つ目は、フレッドが妻を刺して解体している現場。 アリスはエディ(別名・ディック・ロック)のポルノに出演して以来の愛人。 エディは黒幕でしょう。 (この映画はあらすじを語ることは無意味です。) なぜなら辻褄が合わないから・・・ 前半早くに、 フレッドからピートに変わり退場したビル・プルマンはラスト近くで 再登場します。 ピート=フレッド。 フレッドの若い頃がピート(バルサザール・ゲティ)で、 じゃあ、アリスはレネエの若い頃?双子? とか考えるのは無意味。 時間軸を意図したか知らないけれど、時間軸はブレブレにブレている。 観客を混乱させる意図なのか? かも知れないが、これも不明。 しかし後半どんどん面白くなる。 ピートがアリスにそそのかされてフレディ宅に侵入。 揉み合ったピートとフレディ。 フレディがガラスのコーナーテーブルに激突して死亡。 「俺たちが殺した!!」とピート。 「あんたが、でしょ!!」とアリス。 その前後にフレッド再登場。 宿敵エディ/ディック・ロランド(ロバート・ロッジア)を殺す。なぶり殺す。 小道具②小さな小屋(ロッジハウス) ……………最初のほうと、ラスト近くに砂漠の中に現れる。 ……………謎の男(ミステリー・マン=ロバート・ブレイク)に会う ……………小屋は、ピートとアリスが盗品を売る故買商の家。 この場所でフレッドはエディを殺す。 ラスト。 黒のベンツで逃げるフレッドに警察のパトカー4、5台が猛追してくる。 このシーン、妻殺しのO・J・シンプソンのテレビ中継されたパトカーの追跡劇にインスパイアされたと、後年デイヴィッド・リンチは語っている。 また犯人の入れ替わりのヒントもシンプソン事件から得たとも語っている。 白塗りのミステリー・マンを演じたロバート・ブレイクは2002月5月、2番目の妻を射殺している。 (フレッドが乗り移ったのか?) パトカーに追われるフレッドのベンツが砂漠のハイウェイを疾走していく・・・ デヴィッド・ボウイの歌が被さる・・・車はハイウェイを消えていく・・・・ 画面にハイウェイが、どこまでも果てしなく、続いている。
2021年11月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
夫婦の下に、謎のビデオテープが送られてきたことから始まる謎の物語。 一言では言い現わせない不条理サスペンス。私のような「似非映画好き」には理解出来ない内容で、鑑賞後にはネットにある解説サイトを幾つか確認。「成程」と思いながらも釈然としない気持ちが残る・・・そんな映画です。 それでも、鑑賞時には最後まで引き込まれたのですから、流石にデビッド・リンチ監督・・・というところなのでしょう。 「ALLTIME BEST」に選ばれたのは納得出来る完成度ですが、個人的な趣向から外れている映画でもあるので、評点は標準にしました。
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