アンセル・エルゴートが読売新聞記者演じる「トウキョウ・バイス」11月に撮影再開
2020年11月4日 11:00

「マイアミ・バイス」「コラテラル」「ヒート」のマイケル・マンが監督、「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートが主演する米HBO Maxの新ドラマ「トウキョウ・バイス(原題)」が、11月末から撮影を再開することがわかった。今年初めに東京で第1話の撮影がスタートしたが、新型コロナウイルスの感染拡大でプロダクションが中断していた。
本作は、読売新聞の記者だったアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタインによるノンフィクション本「トウキョウ・バイス アメリカ人記者の警察回り体験記」を、10話構成でドラマ化する作品。全国紙初の外国人記者として関東の裏社会で起こる様々な真相を追い続けるうち、ある暴力団のスキャンダルを握るジェイク役を、ドラマ初主演となるエルゴートが演じる。また、警視庁組織犯罪対策部の刑事でジェイクを導き助言するカタギリ・ヒロト役を渡辺謙、ジェイクの上司役を菊地凛子が演じる。
米Deadlineによれば、女性主人公のひとりである歌舞伎町の高級クラブのホステス、サマンサ役を演じる予定だったオデッサ・ヤングがスケジュールの都合で降板し、新たにレイチェル・ケラー(「レギオン」)がキャスティングされた。ほかに、エラ・ルンプフ(「RAW 少女のめざめ」)もホステス役で出演する。
脚本は、「オスロ」でトニー賞を受賞した劇作家J・T・ロジャースが執筆しており、原作にないオリジナルのストーリーも多く描かれる。マン、エルゴート、渡辺、ロジャース、エーデルスタイン、デスティン・ダニエル・クレットン、ジョン・レッシャーが制作総指揮を務める。
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