「ポン・ジュノ傑作選 Blu-ray BOX」7月22日発売!「母なる証明」モノクロ版本編が初ソフト化
2020年5月29日 00:00

[映画.com ニュース] 「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が手掛けた傑作を収めたBlu-ray BOXが、7月22日に発売されることが決定した。
BOXに収録されるのは、3本の代表作。4Kニューマスターを使用した「殺人の追憶」は、実在した未解決の連続殺人事件を基にしたミステリー。1986年、ソウル近郊の農村で、同じ手口による若い女性の惨殺事件が連続して発生。地元の刑事パク・トゥマン(ソン・ガンホ)とソウル市警から派遣された刑事ソ・テユン(キム・サンギョン)は対立しながらも捜査を続けていく。“韓国のアカデミー賞”とも称される大鐘賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、照明賞を受賞している。

2本目は、国民的人気女優のキム・ヘジャ、5年ぶりの映画出演となったウォンビンが親子を演じた「母なる証明」。殺人事件の容疑者にされてしまった息子の無実を信じ、孤立無援の母が、たった1人で真相に迫ろうとする。日本初ソフト化となるモノクロ版本編を収録している。

3本目は、初Blu-ray化となるポン監督の長編デビュー作「ほえる犬は噛まない」。閑静な郊外のマンションを舞台に、連続小犬失踪事件をめぐる騒動を描いた異色コメディとなっており、人気女優ペ・ドゥナが正義感の強いヒョンナムを演じている。
「ポン・ジュノ傑作選 Blu-ray BOX」(1万1800円:税抜き)は、7月22日に発売。新規原稿による解説リーフレットが封入し、豪華三方背BOX仕様となる。また、各作品の単品Blu-ray、DVDも発売。「殺人の追憶」「ほえる犬は噛まない」は、Blu-rayが4000円、DVDが3200円、「母なる証明」はBlu-rayが5000円、DVDが3200円(全て税抜き価格)。
各作品の特典映像は、以下の通り(単品はBlu-rayのみ収録)。
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