ダニー・ボイル監督とマイケル・B・ジョーダンが米ワーナーの新作で初タッグ
2020年5月20日 11:30

[映画.com ニュース]ダニー・ボイル監督と「ブラックパンサー」「クリード」シリーズのマイケル・B・ジョーダンが、米ワーナー・ブラザースの新作映画「Methuselah(原題)」で初タッグを組むことがわかった。米バラエティが独占で報じている。
「Methuselah(原題)」は、旧約聖書の「創世記」に登場する伝説的人物であり、969歳まで生きたとされるメトシェラの物語を新たな視点で描く。ワーナーが長年温めてきた企画で、当初はジェームズ・ワトキンス(「フレンチ・ラン」)の原案をもとに、「ジェイソン・ボーン」シリーズのトニー・ギルロイが脚本を執筆。トム・クルーズが主演を務める予定だったが、その後進捗がみられなかった。
バラエティが情報筋から入手した話によれば、ワーナーは現在、ボイル監督の代表作「スラムドッグ$ミリオネア」と「127時間」で脚本を手がけたサイモン・ビューフォイにリライトを依頼しており、ストーリー自体も大幅に変更される模様だという。
ボイルとジョーダンはそれぞれ監督と主演に加え、アラナ・メイヨ、デビッド・ハイマン(「ハリー・ポッター」シリーズ)、ジェフリー・クリフォード(「パディントン」)と共同でプロデュースにあたる。世界中で社会現象となった「トレインスポッティング」にはじまり、「ザ・ビーチ」「28日後...」「スティーブ・ジョブズ」といった話題作、秀作を世に放ち続けるボイル監督。近作「イエスタデイ」は、製作費2600万ドルと低予算ながら、世界累計興行収入1億5300万ドルのサプライズヒットを記録した。
一方のジョーダンは、米ベストセラー作家トム・クランシーの小説「容赦なく」を映画化する「Without Remorse(原題)」(10月2日全米公開予定)のほか、デンゼル・ワシントンの監督第4作となる「Journal for Jordan(原題)」、デビッド・O・ラッセル監督によるタイトル未定の新作など、主演作が多数控えている。
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