「パラサイト」米Huluで2番目に多く視聴された作品に
2020年4月16日 14:00

[映画.com ニュース] 米Huluで独占配信されているアカデミー賞4冠の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が、現在同ストリーミングサービスで配信されている作品で2番目に多く視聴されていることがわかった。米TheWrapなどが報じている。
同サイトによると、「パラサイト 半地下の家族」は、4月8日(現地時間)にHuluで配信開始されて以来、全体で2番目に多く視聴されており、インデペンデント映画や外国語映画のなかでの視聴数は1位となった。Huluで長期間配信されている、「クワイエット・プレイス」「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」「トランスフォーマー 最後の騎士王」「クリード 炎の宿敵」などのヒット作の視聴回数を1週間で上回ったことになる。
第92回アカデミー賞で外国語映画として初の作品賞を獲得しただけでなく、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を制するという歴史的快挙を成し遂げた「パラサイト 半地下の家族」だが、いまだ「英語作品ではない」ということをマイナスと捉える人々もいるようだ。あるTwitterユーザーは、「この映画は英語じゃない。字幕を読まなければ何が起こっているのか理解できないような映画なんて誰も見たくない」と投稿。Huluの公式アカウントはこれに対し、「字幕を読みたくないのであれば、韓国語を勉強しましょう!」と切り返している。
「パラサイト 半地下の家族」は、全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しいキム(ソン・ガンホ)一家の長男が、IT企業を経営する超裕福なパク社長(イ・ソンギュン)一家の家庭教師になったことから、想像を遥かに超える悲喜劇が展開するという物語。第72回カンヌ国際映画祭で、韓国映画界初のパルムドールに輝いている。
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