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【第92回アカデミー賞】「パラサイト 半地下の家族」ポン・ジュノが監督賞!

2020年2月10日 12:52

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マーティン・スコセッシ、タランティーノに感謝を告げるポン・ジュノ監督
マーティン・スコセッシ、タランティーノに感謝を告げるポン・ジュノ監督
Photo by Kevin Winter/Getty Images

[映画.com ニュース]第92回アカデミー賞の授賞式が2月9日(現地時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノが監督賞に輝いた。韓国出身のポン監督にとって、初ノミネートでの受賞となった。

延世大学社会学科を卒業後、韓国映画アカデミーに入学。2000年に長編初監督作「ほえる犬は噛まない」を発表し、03年の「殺人の追憶」、06年の「グエムル 漢江の怪物」は韓国で大ヒット。初の海外作品となったオムニバス映画「TOKYO!」(08)、「母なる証明」(09)を経て、欧米キャストを招いた初の英語作品「スノーピアサー」(13)、Netflixオリジナル映画「オクジャ okja」(17)など独創的な作品を次々と手掛けてきた。

ポン監督は「国際長編映画賞を受賞して、今日の出番はもう終わったと思っていたのでリラックスしようとしていたんです。ありがとうございます」と驚きの表情でコメント。「まだ若くて映画を学んでいた頃に聞いた、『もっともパーソナルなものが、もっともクリエイティブなものだ』という言葉が心に深く刻まれています。それは、我らが偉大なるマーティン・スコセッシ監督の言葉です」と述べると、スタンディングオベーションが沸き起こった。

そして、「学校では、マーティン・スコセッシ監督の映画を研究していたので、ノミネートされたことだけでも大変な名誉です。受賞したなんて信じられません。アメリカの方々は私の作品になじみがないかもしれませんが、クエンティン(・タランティーノ)はいつも私の映画に注目してくれていました。クエンティン、愛してます。そしてトッド(・フィリップス)とサム(・メンデス)、素晴らしい監督たちで、尊敬しています。アカデミーが認めるなら、テキサス・チェーンソーでこのオスカー像を5つに分けてみんなで分け合いたいです。明日の朝まで飲み明かしたいと思います。ありがとうございました」とハリウッド映画、監督陣への愛を語った。

パラサイト 半地下の家族」は、全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しいキム(ソン・ガンホ)一家の長男が、IT企業を経営する超裕福なパク社長(イ・ソンギュン)一家の家庭教師になったことから、想像を遥かに超える悲喜劇が展開する。第72回カンヌ国際映画祭では、韓国映画界初のパルムドールを獲得していた。

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