「ドクター・ストレンジ」続編にサム・ライミ監督が交渉中
2020年2月8日 11:00

[映画.com ニュース] ベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル映画「ドクター・ストレンジ」の続編「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)」に、サム・ライミ監督が交渉中のようだ。米バラエティが独占で報じている。
当初は前作で共同脚本と監督を担当したスコット・デリクソンがメガホンをとる予定だったものの、クリエイティブ面での相違から監督を降板し、製作総指揮に回っている。同作の撮影が5月からスタートする予定で進行しているため、ライミ監督には早急な対応が求められそうだ。現在、この件に関してマーベルはコメントを発表していない。
ライミは、2002~07年にかけてソニー・ピクチャーズ製作・配給の「スパイダーマン」「スパイダーマン2」「スパイダーマン3」を監督。その後は「スペル」「オズ はじまりの戦い」などを監督したものの、現在は監督業とは距離を置き、リメイク版「死霊のはらわた」「ポゼッション」「ドント・ブリーズ」「クロール 凶暴領域」などでプロデューサーとしての活動に専念していた。
「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)」には、ドクター・ストレンジ役のカンバーバッチ、ウォン役のベネディクト・ウォン、モルド役のキウェテル・イジョフォーが続投する予定。しかし、前作でヒロインのクリスティーン・パーマーを演じたレイチェル・マクアダムスは復帰しないという。
また、同作がワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)を題材にしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン(原題)」の物語に直結するため、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役でエリザベス・オルセンが出演する。
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