米脚本家組合賞は「パラサイト」「ジョジョ・ラビット」
2020年2月3日 17:00
[映画.com ニュース] 米脚本家組合(WGA)に所属する脚本家の投票によって選考されるWGA賞の授賞式が2月1日(現地時間)に行われ、オリジナル脚本賞を「パラサイト 半地下の家族」、脚色賞を「ジョジョ・ラビット」が受賞した。
ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン脚本の「パラサイト 半地下の家族」は、サム・メンデス監督「1917 命をかけた伝令」や、ノア・バームバック監督「マリッジ・ストーリー」などを抑えての受賞。カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞から快進撃を続けている本作は、まもなく開催のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞を含む6部門にノミネートされており、世界から注目を集めている。
タイカ・ワイティティ脚本「ジョジョ・ラビット」は、「アイリッシュマン」「ジョーカー」といったライバル作品の中から選ばれた。ナチスを信望する少年がユダヤ人少女に恋をする「ジョジョ・ラビット」は、アカデミー賞で作品賞、脚色賞を含む6部門にノミネートされている。
WGAはこのほか、テレビ部門でジェシー・アームストロング脚本「サクセッション」(ドラマ・シリーズ部門)とビル・ヘイダー脚本・主演「バリー」(コメディ・シリーズ部門)が受賞した。
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