ロサンゼルス・タイムズ紙のケネス・トゥーランによる2019年のベスト映画10本
2020年1月3日 08:00

[映画.com ニュース]米ロサンゼルス・タイムズ紙の批評家ケネス・トゥーランが、2019年のベスト映画10本を発表した。
映画作家を支援したり、映画ファンにお勧め作品を挙げるためだけでなく、存続の危機にあるジャンルに光を当てる目的も含めて選んだという。トップは、トゥーランが今年見て最も興奮したという、ジェームズ・マンゴールド監督「フォードvsフェラーリ」。同作はマット・デイモン、クリスチャン・ベールが共演し、1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた。
その他ラインナップは、厳密には10作品ではなくイスラエル/パレスチナ映画やアニメ映画という括りで複数選出したものもある。イスラエル/パレスチナ映画では、職場でセクハラを受けた女性が雇用主と戦う「ワーキング・ウーマン」(ミハル・アビアド監督)や、複雑なパレスチナ情勢を皮肉とユーモアに包んで描いたコメディドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」(サメフ・ゾアビ監督)。アニメ映画では、大人気シリーズ第4弾「トイ・ストーリー4」(ジョシュ・クーリー監督)や、パリを舞台に体を探す切断された手と青年の恋心を描く「失くした体」(ジェレミー・クラパン監督)。
ほかに、世界一周ヨットレースに挑んだ女性チームのドキュメンタリー「Maiden」(アレックス・ホルムズ監督)、少年たちのタイ洞窟遭難事件をもとにした「The Cave」(トム・ウォラー監督)なども選ばれている。
▼「アイリッシュマン」
▼イスラエル/パレスチナ映画(「ワーキング・ウーマン」「テルアビブ・オン・ファイア」等)
▼「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
▼「Maiden」「The Cave」
▼「マリッジ・ストーリー」
▼「1917 命をかけた伝令」
▼「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
▼「Pain & Glory」
▼「トイ・ストーリー4」「失くした体」
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「ズートピア2」観た人の感想は?
「大好き」「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「メロすぎ」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ