【全米映画ランキング】M・デイモン&C・ベール主演「フォードvsフェラーリ」が首位デビュー
2019年11月19日 14:30

[映画.com ニュース]サンクスギビングを控えた全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインし、マット・デイモン&クリスチャン・ベール主演の実録ドラマ「フォードvsフェラーリ」が約3100万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
1960年代、フェラーリ社に土壇場で買収交渉を破談にされたフォード社が雪辱を果たすため、<ル・マン24時間レース>に出場しフェラーリを破り優勝するまでの苦難と試練を描いた同作。批評家からのレビューは上々でオスカーノミネート確実の声もでている。製作総指揮に当初は監督する予定だったマイケル・マン。出演はデイモンとベールのほかにジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ。監督は「LOGAN ローガン」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。
2位は前週首位の戦争大作「ミッドウェイ(原題)」で10日間の累計は約3490万ドル。OP興収約830万ドルで3位デビューとなったのは、「スパイダーマン」「ゴーストバスターズ」「メン・イン・ブラック」などに続くソニーのリブート作品「チャーリーズ・エンジェル」。今回はクリステン・スチュワート主演&エリザベス・バンクス監督でヒットを狙ったが全く振るわなかった。共演にナオミ・スコット、エラ・バリンスカ。
7位初登場となったのはヘレン・ミレン&イアン・マッケランというイギリスの名優2人が主演した犯罪サスペンス「グッドライアー 偽りのゲーム」。ニコラス・サール著の「老いたる詐欺師」(早川書房刊)を原作に、夫を亡くした資産家(ミレン)と冷酷な詐欺師(マッケラン)の騙し合いが描かれる。監督は「ドリームガールズ」 「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」「美女と野獣」実写版のビル・コンドン。
サンクスギビングを迎える今週はディズニーのメガヒット作の続編「アナと雪の女王2」に、チャドウィック・ボーズマン主演のアクション「21 Bridges」、トム・ハンクス主演の伝記ドラマ「A Beautiful Day In The Neighborhood」、マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス共演の実録ドラマ「Dark Waters」などが公開となる。
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