【全米映画ランキング】「ワイルド・スピード スーパーコンボ」V2 デル・トロ製作ホラーは2位
2019年8月13日 19:00

[映画.com ニュース] 8月第2週に入り、サマーシーズンも残りわずかとなった全米ボックスオフィス。先週末は5本の新作がトップ10にランクインしたが、前週首位の「ワイルド・スピード スーパーコンボ」が約2540万ドルの興収で首位を守りV2を達成した。
同作の累計は1億ドルを超えたところで、最終興収は2億ドル弱になりそう。ただ、他の「ワイスピ」作品同様、北米以外が好調ですでに2億2000万ドル超を稼ぎ、全世界興収は3億2000万ドル超となっている。
2位デビューとなったのは「シェイプ・オブ・ウォーター」のオスカー監督ギレルモ・デル・トロが子ども向け恐怖小説「だれかが墓地からやってくる」(アルヴィン・シュヴァルツ著)を映画化したホラー「Scary Stories to Tell in the Dark」。レビューはまずまずでノースターながらオープニング興収約2080万ドルを稼ぐ好スタートとなった。監督は「トロール・ハンター」などで知られるノルウェー出身のアンドレ・ウーブレダル。
3位は「ライオン・キング」で累計は約4億7300万ドルに。初登場4位は幼児向けTV番組「ドーラといっしょに大冒険」を実写映画化したアドベンチャー「Dora and the Lost City of Gold」。10代の冒険家が親を救出するために奮闘するストーリー。主演に「トランスフォーマー 最後の騎士王」のイザベラ・モナー、共演にマイケル・ペーニャ、エバ・ロンゴリア、エウヘニオ・デルベスのほか、声の出演でベニチオ・デル・トロ、ダニー・トレホ。
6位はコーヒーのスターバックスが製作に絡んでいるファミリードラマ「The Art of Racing in the Rain」。ベストセラー「エンゾ レーサーになりたかった犬とある家族の物語」(ガース・スタイン著)を「マリリン 7日間の恋」「黄金のアデーレ 名画の帰還」のサイモン・カーティス監督が映画化。ペットの犬エンゾの視点から、あるカーレーサーの人生が描かれる。出演はマイロ・ビンティミリア、アマンダ・セイフライド、エンゾの声にケビン・コスナー。
7位も初登場の「The Kitchen」。1970年代のニューヨーク・ヘルズキッチンで暗躍したマフィアの妻たちを描いたグラフィックノベルを「ストレイト・アウタ・コンプトン」の脚本を執筆したアンドレア・バーロフが監督した話題作だったが、レビュー、興行ともに振るわなかった。出演はメリッサ・マッカーシー、ティファニー・ハディッシュ、エリザベス・モスに、ドーナル・グリーソン、ジェームズ・バッジ・デール、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、コモン。
その他10位には、日本でも公開中の韓国の7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」のドキュメンタリー第2弾「BRING THE SOUL: THE MOVIE」が滑り込んだ。
今週末は、ケイト・ブランシェット主演、リチャード・リンクレイター監督のドラマ「Where'd You Go, Bernadette」に、ジェイコブ・トレンブレイ主演のコメディ「Good Boys」、パニック・ホラー「47 Meters Down: Uncaged」などが公開となる。
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