ゴールデングローブ賞のセシル・B・デミル賞にジェフ・ブリッジス
2018年12月19日 11:00

[映画.com ニュース] 第76回ゴールデングローブ賞の特別功労賞にあたるセシル・B・デミル賞が、米ベテラン俳優のジェフ・ブリッジスに授与されることが明らかになった。
同賞は1952年に設立され、「十戒」「クレオパトラ」などの歴史大作で知られるセシル・B・デミル監督が初代受賞者となった。その後、特別功労賞はセシル・B・デミル賞と呼ばれるようになり、ウォルト・ディズニー(53)、フレッド・アステア(1961)、ジュディ・ガーランド(62)、ジェームズ・スチュワート(1965)、アルフレッド・ヒッチコック監督(72)、エリザベス・テイラー(85)、オードリー・ヘップバーン(90)ら、名だたる映画人に授与されてきた。近年の受賞者は、ジョディ・フォスター、ウッディ・アレン、ジョージ・クルーニー、デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープ、オプラ・ウィンフリー。
2019年の受賞者に決まったジェフ・ブリッジスは、「ラスト・ショー」「トロン」「スターマン 愛・宇宙はるかに」「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」「フィッシャー・キング」「ビッグ・リボウスキ」「ザ・コンテンダー」「シービスケット」「アイアンマン」「クレイジー・ハート」「トゥルー・グリット」など、長いキャリアでさまざまな役に挑戦。また、83年に非営利団体End Hunger Networkを立ち上げ、子どもの飢餓をなくすための人道的活動を行っていることも評価された。
ゴールデングローブ賞は、セシル・B・デミル賞に加え、テレビ業界での功労者を表彰するための新たな特別賞を創設することが発表されたばかり。初代受賞者に選ばれたのは、自身の名を冠したバラエティ番組「ザ・キャロル・バーネット・ショー」で知られるコメディエンヌのキャロル・バーネット。セシル・B・デミル賞と同様、初代受賞者の名前を冠して、今後はキャロル・バーネット賞と呼ばれることになるという。
ゴールデングローブ賞授賞式は19年1月6日(現地時間)、米ロサンゼルスのビバリーヒルトン・ホテルで開催される。
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