J・J・エイブラムス率いるバッド・ロボット、企画開発中の6本を発表
2018年11月22日 11:00

[映画.com ニュース] J・J・エイブラムス率いる制作会社バット・ロボットが、自社で開発中の映画企画6本を公表した。
バッド・ロボットは、今春に「クローバーフィールド」シリーズ第3弾「クローバーフィールド・パラドックス」をNetflixで世界配信。さらに現在は、第2次大戦を舞台にしたゾンビホラー「オーバーロード(原題)」(ジュリアス・エイバリー監督)を全米公開中だ。米Deadlineが、同社が開発中の企画6本を紹介している。
「ザ・ステップス(原題)」: 悪魔や死人に取り憑かれるというパターンにツイストを加えた物語。「10クローバーフィールド・レーン」や「タリーと私の秘密の時間」の編集を手がけたステファン・グルーブのアイデアをもとに、ブレア・バトラーが脚本を執筆中。
「メーガン・アムラムによるタイトル未定作(仮)」:米人気ドラマ「シリコン・バレー」などを手がける脚本家メーガン・アムラムが、自身のアイデアをもとに脚本を執筆。女性を主人公にした寓話的ホラー。
「ザ・セブン・シスターズ・オブ・スコット・カントリー(原題)」:「ベイビー・ドライバー」や「ヘイトフル・エイト」の衣装デザイナー、コートニー・ホフマンの監督デビュー作。密造酒と輸送と女の友情についての物語。
「タイトル未定のタイムトラベル映画(仮題)」:「メン・イン・キャット」の脚本家ベン・シフリンが自身のアイデアをもとに脚本を執筆中。
「エブリシング・マスト・ゴー(原題)」:新世代のための「クラークス」のような作品で、ラッパーのロジックとして活動するボビー・ホール主演。脚本はホールとリサ・マクイランの共同執筆。
「オンリー・ザ・ロンリー(原題)」:「10クローバーフィールド・レーン」「タリーと私の秘密の時間」の編集を手がけたステファン・グルーブの監督デビュー作。「XOXO」のディラン・メイヤーと「The Longest Week(原題)」のピーター・グランツが脚本を共同で執筆する。
また、バッド・ロボットはパラマウント・ピクチャーズとの現行契約が満了が近づいていることから、他社との大型契約を模索していることで知られている。ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズ、Netflixなどがラブコールを送るなかで、エイブラムスが「スター・ウォーズ フォースの覚醒」と現在撮影中の「スターウォーズ エピソード9(仮題)」でタッグを組んだウォルト・ディズニーが最有力と目されている。今回、開発中の企画を6本同時に公表した背景には、今後の契約交渉を有利に運ぶ狙いも見え隠れしている。

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