樹木希林さんと1500人が最後の別れ、長女・内田也哉子「母の言葉手繰り寄せます」 : 映画ニュース

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樹木希林さんと1500人が最後の別れ、長女・内田也哉子「母の言葉手繰り寄せます」

2018年9月30日 16:35

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[映画.com ニュース] 9月15日に亡くなった女優の樹木希林さん(享年75)の告別式が9月30日、東京・南麻布の光林寺でしめやかに営まれた。多くの人に愛された希林さんの人柄を表すように関係者約500人、ファン約1000人が参列し、最後の別れを告げた。

開式前には、義理の息子で俳優の本木雅弘が会見。希林さんが亡くなってから2週間余が過ぎたが「家族としては、落ち着いて振り返る心の余裕がまだない状態。皆さんが報道でいろいろな形で取り上げてくださって、私たちの知らないエピソードも出てくるので、まだ生きている姿を見ているような気分です」と胸中を語った。

希林さんが余命宣告を受けたのは今年春で、「今年1年もつかどうかで、場合によっては2、3カ月ということをすがすがしく語って、私もいろいろ準備を始めるわねという姿勢だった」という。それからすぐに、「一緒にこのお寺(光林寺)を“下見”して、私が先か(夫の内田)裕也が先か分からないけれど、これでお葬式もできるわね、と確認されていた」と明かした。

その後も希林さんは常に「普通でいてくれ」と言い続け、本木らが思い出づくりを計画してもかたくなに固辞。「私を理由にスケジュールを変えないでくれと言っていたので、僕らもそれに甘えて過ごしていた」と見事なまでの終活に賛辞を送った。


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8月に大腿骨骨折で入院し、自宅で24時間ケアができる状態を調えた9月14日に帰宅。15日未明に容体が急変し、妻の内田也哉子が声をかけながらスマートフォンで米国にいた長女の伽羅の画像を見せ、長男でモデルの雅樂が手を握り、次男の玄兎くんが頭をなでた。本木はもう一方の手をさすりながら、夫でロックミュージシャンの内田裕也と電話をつなぎ、「しっかりしろ」などと呼びかけたという。「実際に雅樂の手をぎゅっと握ったんです。意識と体の状態は遊離していたのに(裕也の声が)聞こえたんでしょう。最期はすーっと消えていくようでした。穏やかな顔でした」と無念さをにじませた。

喪主を務めた裕也の体調を気遣い、也哉子が参列者に挨拶し、数日前に希林さんの書庫で1974年に裕也がロンドンから希林さんに宛てた手紙を見つけたことを報告。「飯、てめえ、このやろう、でも本当に心から愛しています」という文面に、「しばし絶句し、長年私の心のどこかで父と母への在り方への許しがたかったわだかまりが、すっと溶けていく感じがしました」と、別居を続けた両親への思いを語った。

さらに、「唯一、親孝行ができたとすれば、本木さんと結婚したことかもしれない。私以上に両親を面白がり、大切にしてくれた」と夫に感謝。そして、「おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きなさいという母の言葉の記憶を手繰り寄せます。焦らず、家族それぞれの日々を大切に歩めたらと願っております」と決意を述べた。

また、「万引き家族」などの是枝裕和監督の弔辞を、希林さんと文学座研究所で同期だった橋爪功が代読。7月に希林さんと会ったオノ・ヨーコの弔電を、「万引き家族」に主演の安藤サクラが読み上げた。

戒名は「希鏡啓心大姉(ききょうけいしんだいし)」。祭壇は1200本の菊やコチョウランで彩られ、遺影は10月13日公開の「日日是好日」の取材で撮った近影が使われた。

《主な参列者》吉永小百合橋爪功浅田美代子岸本加世子安藤サクラ萬田久子YOU小林薫永瀬正敏内山理名岸部一徳寺田農田中麗奈黒木華松岡茉優布川敏和安住紳一郎中居正広竹中直人笑福亭鶴瓶緒形直人、ラモス瑠偉、山本未來安藤和津崔洋一リリー・フランキー鶴田真由宮沢りえ北大路欣也薬丸裕英大楠道代西川美和城桧吏箭内道彦松村邦洋松本明子松田美由紀ドリアン助川(順不同、敬称略)

(映画.com速報)

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