池松壮亮×蒼井優×塚本晋也監督の時代劇「斬、」釜山国際映画祭に出品決定!
2018年9月5日 16:00

[映画.com ニュース] 塚本晋也監督が初挑戦した時代劇映画で、池松壮亮が主演、蒼井優がヒロイン役を務めた「斬、」が、第23回釜山国際映画祭(現地時間10月4~13日)のガラ・プレゼンテーション部門に正式出品されることがわかった。
第75回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門、第43回トロント国際映画祭のマスターズ部門にも正式出品される本作は、塚本監督が出演、脚本、撮影、編集、製作も兼ねた完全オリジナル作品。開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期を舞台に、時代の波に翻ろうされるひとりの浪人(池松)と、不穏な時代を精一杯生きる農家の娘(蒼井)らの姿を通して“生と死の問題”に迫っていく。
釜山国際映画祭は、毎回約20万人が訪れるアジア最大級の映画祭。塚本監督にとって、同映画祭は「TOKYO FIST 東京フィスト」(95)、「双生児」(99)、「BULLET BALLET バレット・バレエ」(2000)、「悪夢探偵」(06)、「悪夢探偵2」(08)、「鉄男 THE BULLET MAN」(09)、「KOTOKO」(11)、「野火」(14)を披露した場でもあるが、芸術性と功績を称えるガラ・プレゼンテーション部門への出品は初。毎年世界の厳選された4~6作品がラインナップされ、過去には「三度目の殺人」(是枝裕和監督)、「君の名は。」(新海誠監督)、「怒り」(李相日監督)といった話題作が上映された。
「釜山映画祭は、映画祭が始まった年から呼んでいただき、お客さんのあまりの熱狂ぶりに感動しました。毎回心にあたたかいお土産を持ち帰らせていただきます」と振り返る塚本監督。「このたびも釜山のお客さんとお会いできるのが今からとても楽しみです。そしてこの映画が皆さんの心にどう映るのかが楽しみです。ベネチア、トロント、釜山と、『斬、』にとって大切な3本柱を立てることができました。とてもよいスタートがきれたと思っています」とコメントを寄せている。
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