悪夢探偵
劇場公開日:2007年1月13日
解説
国内外から注目を集める塚本晋也監督が、松田龍平を主演に迎えて放つサイコサスペンス。自宅で眠ったまま切り刻まれるという連続殺人事件が発生。事件を解く鍵は夢にあると推理した女刑事・慶子は、他人の夢の中に入りこむ特殊能力を持つ“悪夢探偵”こと影沼京一に協力を求めるが……。ヒロインの女刑事に扮するのは、本作が映画初出演のhitomi。共演には安藤政信、大杉漣、原田芳雄ら豪華俳優陣が顔を揃える。
2006年製作/106分/PG12/日本
配給:ムービーアイ
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2023年3月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ナゼにこんな安っぽい映画に龍平が主演し原田芳雄や大杉漣がキャスティングできるのか、それは塚本晋也だからとしか、敢えてのオリジナルビデオみたいな低クオリティな雰囲気に合わさるよう意図的に下手クソな演技が目立つhitomiをヒロインに、初期クローネンバーグみたいなグロテスク描写、やはり音が怖い、塚本晋也が演じる役柄を含めて『鉄男』の残骸がガチャガチャしている印象。
オドロオドロしくオカルト風味が漂いながらも刃物が切り裂く鉄が混じり合うメタリックな痛さが、メッキとかステンレスでも、錆びたのとか、そんな類いが混じり合った音が怖い。
2021年5月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
映画初出演のhitomiの芝居が下手すぎる
だから続編の『悪夢探偵2』には出ていないと思うよ
ホラー
グロい
悪夢を見ると自分で自分を切り刻んで死ぬ
hitomiだけでなく松田龍平もわりとボソボソ喋る
台詞がちょっと聞き取りにくい場面もある
大杉漣や原田芳雄や安藤政信はつねにはっきり聞こえたので自分の耳のせいではあるまい
塚本監督も役者として重要な役で出演しているのでhitomiの演技指導をしっかりとやる余裕が無かったのだろう
コメディーでとぼけた演技を見せるふせえりが珍しい芝居をしている
ふせえりはこんな事もできるんだと感心した
涙を流すふせえりは貴重
2021年5月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
この役がハマるのは松田龍平ならでわの妖艶さなんだけど、松田龍平は素朴な温かい演技も合うのにな…この頃は奇っ怪な役が多いな。
安藤政信も大好きなので、役者見たさに無理矢理見ている感じです。
2020年8月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
塚本晋也監督2007年の作品。
謎の連続猟奇事件が発生。共通しているのは、被害者が自身で身体を切り刻み、夢を見ながら死亡。死の間際、誰かと話した携帯電話の発信記録“0”…。
事件を解く鍵は夢にあると推測した女刑事・慶子は、人の夢の中に入る事が出来る特殊能力を持つ“悪夢探偵”こと影沼の存在を知る…。
始まりは奇っ怪なJホラー風。
まるで『エルム街の悪夢』のような、眠ると死ぬという恐怖…。
異色のダークキャラの活躍と、女刑事との事件捜査。
捜査上に浮かんだ一人の男…。
カルト的な人気が多い塚本作品の中で、最もエンタメ度が高いのではなかろうか。
勿論、現実か夢か予測不可能の世界観、斬新な映像センス、内臓グチャグチャ飛び出しのグロ描写…塚本作品らしさも。
塚本風エンタメ作。
親父が“探偵物語”なら、息子は“悪夢探偵物語”。
狙ったキャスティングか否かはさておき、ピタリとハマった松田龍平の独特な個性×異色キャラ!
故・大杉漣のセクハラ紛いの先輩刑事、悪夢探偵と対する役柄で監督もいつもながらの怪演。
慶子役のhitomi。あんな色っぽい刑事おらんやろ!…とツッコまずにはいられないが、それ以上に、色々言われてるようだが、演技力…。その美貌だけでも拝んでおきましょう。
人の悪夢を見、自分自身も傷付き苦しむ。人知れず抱えている幼少時のトラウマ…。
確かに、あ~イヤだイヤだイヤだ!…と言いたくなるのも無理はない。
でも、塚本作品で初めて続編が作られたくらい面白味のあるキャラ。
ゆっくり寝て、駅前の美味しいラーメン食べて、次の依頼を!