悪夢探偵2
劇場公開日 2008年12月20日
解説
塚本晋也監督の「悪夢探偵」(2007)の続編。主演は前作に引き続き「御法度」「恋の門」の松田龍平、共演に市川実和子、光石研、内田春菊ほか。悪夢探偵と呼ばれる影沼京一は他人の夢に入ることができる特殊能力を持っているが、その仕事をいつも嫌々こなしている。そんなある日、同級生にいたずらをしてから悪夢にうなされ始めたという女子高生の雪絵が京一に助けを求めてくるが……。
2008年製作/102分/日本
配給:ムービーアイ
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2021年5月9日
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鑑賞方法:DVD/BD
松田龍平が好きです。松田龍平のコミカルな所(屋根の上でピョンと飛び上がる仕草)や、妖艶さが生きている映画だと思いますが、妖怪?がチープで興ざめします。
松田龍平は凄く良いです。特に最後の10分ほどの母の面影を思い出して何度も台所を振り返る、無言の演技と眼差しが心に打たれて涙が出ました。
2020年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
塚本晋也監督2008年の作品。
同監督初の続編作品となる。(『鉄男Ⅱ』は設定だけ似た全く別の話)
悪夢探偵こと影沼の元に、女子高生・雪絵が依頼してくる。同期生の菊川が毎夜出てくる悪夢に悩まされているという。
あ~イヤだイヤだイヤだ!…と、いつもながらのネガティブ思考で最初は断る。
何故なら、影沼自身も悪夢に悩まされていた。
幼少時自殺した母の悪夢…。
やがて双方に共通点がある事に気付き、影沼は依頼者の悪夢の中に入る…。
悪夢探偵、再び!
今回は前作からトーン変わり。
前作は猟奇的な事件捜査サイコ・スリラーだったが、今回はよりホラー色やよりドラマ色が濃く。
依頼してきた雪絵は一見恐怖に怯えるヒロインだが、実はそうではなく。
非常に怖がりの同期生をいじめていた側。
自業自得と言えば自業自得。
一緒になっていじめていた友達が不審死。
菊川はいじめを受けて自殺した訳ではないが、これは生き霊としての怨念か。
菊川と影沼の母の共通点とは、怖がり。
世の中全てに対して異常に怯えていた影沼の母。
市川実和子の怪演は並みのホラーも真っ青レベル!
ましてや、自分の子供が特殊な力を持っていたのなら尚更。
我が子を殺そうとし、最期は自殺。
影沼のその悲劇の記憶…。
たった一言、ゴメンと言えばいいのに…。
影沼が夢の中に入り、雪絵の悪夢は終わったかのように思えたが…。
今回の依頼を通じて、母と向き合った影沼。
最後に流した涙は…。
エンタメとしては前作だが、ドラマ性は本作の方があったと思う。
シリーズ化に意欲を見せていた塚本監督。
結局2本で終わってしまったが、今10年ぶりのシリーズ新作や『ウルトラQ』風のTVシリーズでもいいし、また見てみたい。
2016年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
悪夢探偵の母親はとても怖がりだった。
今回、依頼してきた女子高生も怖がりだった。
この程度の探偵だったら仕事を受けないほうが・・・。
2015年11月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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逃れたくて仕方ないんだけど、そこに答があるから怖いけど行って、求めた答にたどり着いて、ちょぴっと成長して振り出しに戻る感じで良いです!
あと、所々に子供の頃に体験した自分の夢の体験が映像になって不思議な気分に。もっと予算かけて「怖い怖い」の感じが映像になっていたら星5!
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