これぞ声優版“オーシャンズ”!「オーシャンズ8」吹き替え版キャスト発表
2018年7月30日 07:00
[映画.com ニュース] サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイの3人のオスカー女優に加え、グラミー賞アーティストのリアーナ、エミー賞女優のサラ・ポールソンら実力派女優が集結したクライムアクション、「オーシャンズ8」の吹き替え版キャストが発表された。
女性ばかりの犯罪ドリームチームを結成し、白昼堂々、世界的ファッションの祭典「メットガラ」でのダイヤ強奪を狙うリーダー、デビー役のブロックの声を務めるのは、本田貴子。シャーリーズ・セロンやハル・ベリーなど知的で強い女性役を多数担当してきた本田は、「イルマーレ」や「デンジャラス・バディ」でブロックも経験済み。「内に秘めた情熱とユーモアのある女性です」とデビーを評し、「その魅力をサラリと出したかったのですが、“オーシャンズ8”チームが楽しすぎて、ついついテンションが上がってしまいました!」と収録の様子を振り返っている。
そのデビーの右腕であるルーは、ブランシェット。数々の出演作でおなじみの吹き替え声優である塩田朋子が今回も手掛け、「どんな役を演じてもドはまりのケイト・ブランシェット。今回のルーもカッコよくてちょっとお茶目。演じていてやっぱり楽しかったです!」とブランシェットの存在感に太鼓判を押している。
オーシャンズのターゲットで、1億5000万ドル相当のネックレスを身につける大女優ダフネ役のハサウェイを担当するのは、「ワンダーウーマン」のガル・ギャドットも務めた甲斐田裕子。ハサウェイ作品も経験済みで、「彼女の魅力が満載です! ダフネはひとクセもふたクセもある人物ですが、それさえもチャーミングに見えてきます。今回の彼女は超絶に美しく、そして大胆! 魅力を堪能してください!」とアピールしている。
さらに、アニメ「鋼の錬金術師」のアル役ほかで知られる釘宮理恵が、ミンディ・カリング演じるジュエリー職人のアミータを担当。「素の表情は可愛らしくも、仕事の腕は超一流!という、カッコ良さを兼ね備えたアミータを演じました! とにかくゴージャスで華やか、そしてワクワクする作品です!」と見どころを伝えている。
その他にも、リアーナ扮する天才ハッカー、ナインボールを担当する「キラキラ☆プリキュアアラモード」の村中知や、ヘレナ・ボナム・カーターが演じるデザイナーのローズを「ハリー・ポッター」シリーズと同じく担当する高乃麗、盗品ディーラーのタミー(ポールソン)を演じる、キルスティン・ダンストの吹き替えでも知られる園崎未恵、すご腕スリのコンスタンス(オークワフィナ)役の杉浦慶子など、本家オーシャンズ顔負けの実力派8人が顔をそろえている。
「オーシャンズ8」は、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットら豪華スターが集結した大ヒット作「オーシャンズ」シリーズの最新作。スティーブン・ソダーバーグがプロデューサーを務め、「ハンガー・ゲーム」「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」を手掛けたゲイリー・ロスがメガホンをとった。8月10日から全国公開。