死んだ長男はアルゼンチンで勤務中? 木竜麻生「鈴木家の嘘」30秒予告完成
2018年7月6日 06:00

[映画.com ニュース] 「作家主義」「俳優発掘」を掲げ、沖田修一監督作「滝を見にいく」、橋口亮輔監督作「恋人たち」などを世に放ってきた松竹ブロードキャスティングオリジナル映画製作プロジェクトの第6弾「鈴木家の嘘」のティザービジュアルと30秒予告が、このほどお披露目された。
引きこもりの長男の突然の死に直面した鈴木家の混乱と再生を、笑いと涙でつづる感動作。「恋人たち」「舟を編む」「セトウツミ」など多くの作品で助監督を務めた野尻克己が、自身のオリジナル脚本で劇場映画監督デビューを果たす。岸部一徳が鈴木家の父・幸男役、原日出子が母・悠子役、加瀬亮が引きこもりの長男・浩一役、岸本加世子が幸男の妹・君子役を演じ、ワークショップを経て400人の候補者から選ばれ、瀬々敬久監督作「菊とギロチン」でもヒロインを務めた新星・木竜麻生が、長女・富美役に扮している。
公開されたティザービジュアルは、テーブルを囲む鈴木家を活写。悠子が笑顔を見せる一方で、幸男と富美は何かを決意したかのような引き締まった表情、浩一にいたっては全く別の方向を向いてしまっている。「母の笑顔を守るため、私たちは嘘をつく。」というキャッチコピーに加え、それぞれの差異に引きつけられる仕上がりだ。
予告編は、富美が浩一の死にショックを受けて記憶を失った悠子に「お兄ちゃん、引きこもりやめたの。アルゼンチンで働いてる!」と衝撃的な嘘をつくシーンからスタート。その後も“母のために”嘘を重ねていく幸男と富美だが、浩一が亡くなってしまったという事実は変わらない。「俺は浩一から逃げたんだ…」と幸男が胸中を吐露し、富美は「私はお兄ちゃんのこと許さない!」と涙を流すシーンなどが確認できる。
「鈴木家の嘘」は、11月16日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)松竹ブロードキャスティング
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