【国内映画ランキング】「万引き家族」が首位スタート!先行上映含む5日間で興収7.7億突破
2018年6月11日 19:00

[映画.com ニュース] 6月9日~10日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール受賞後という絶好のタイミングで公開された「万引き家族」が、見事首位デビューを飾った。作品は、「三度目の殺人」「そして父になる」の是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。6月8日より全国334スクリーンで公開され、土日2日間で動員35万人、興収4億4500万円を記録した。これは昨年公開され、最終興収14.6億円をあげた是枝監督の前作「三度目の殺人」の興収比190.9%。13年に公開され、最終興収32億円をあげた「そして父になる」の興収比142.1%の成績。先行上映2日間を含む5日間では動員61万人、興収7億7000万円をあげており、興収30億円超えが期待できる好スタートを切った。
2位は「デッドプール2」で、週末2日間で動員15万5000人、興収2億4000万円を記録。累計興収は11億円を突破した。「50回目のファーストキス」は3位で、週末2日間で動員9万2000人、興収1億3200万円をあげ、累計興収は間もなく5億円に到達する。
新作では他に、「終わった人」が4位に初登場。同作は、脚本家・内館牧子による同名小説を、舘ひろしと黒木瞳の主演、「リング」の中田秀夫監督のメガホンにより映画化したハートフルコメディ。全国239スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員8万5000人、興収9800万円をあげた。まずは興収5億円超えが当面の目標となりそうだ。
「羊と鋼の森」は6位スタート。第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説を、15年「orange オレンジ」でタッグを組んだ山崎賢人主演、橋本光二郎監督で映画化した感動作。8日より全国319スクリーンで公開された。榮倉奈々と安田顕主演のラブコメディ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」は、全国73スクリーンで公開され、圏外の11位スタートとなっている。
なお、5位「名探偵コナン ゼロの執行人」は累計興収が80億円を突破した。
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