主要キャラ勢ぞろい! 沢尻エリカ×吉沢亮「猫は抱くもの」ビジュアル2種披露
2018年4月19日 17:08
[映画.com ニュース]女優の沢尻エリカが約6年ぶりの映画主演を果たし、吉沢亮と共演する「猫は抱くもの」の主要キャラクターが勢ぞろいした本ポスターと、チラシビジュアル(裏面)が、このほどお披露目された。
大山淳子氏の同名小説(キノブックス刊)を、「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」を手がけた犬童一心監督のメガホン、「オーバー・フェンス」の高田亮による脚本で映画化。アラサーの沙織(沢尻)は、アイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、全てに嫌気が差して都会から逃げてきた。彼女にとって、唯一心を許せる存在は、ペットショップで売れ残っていたロシアンブルーのオス猫・良男(吉沢)だけ。沙織から正直な気持ちを語りかけられていた良男は、いつしか自分を人間だと信じ込み、恋人しての役目を果たそうとするが、次第に“2人だけ”の日常に変化が訪れる。
本ポスターは、2月20日に解禁されたティザー版よりも華やかな仕上がりに。ティザー版では、沙織が下を向いて愛情を注ぐように猫の良男を抱きしめていたが、今回のバージョンでは、真っ直ぐ前を見つめて、観客を“猫だらけ”の世界に誘い込むようにほほ笑んでいる。また、沙織と良男に加えて、ロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸が演じた画家のゴッホこと後藤保、銀幕デビューを果たした「水曜日のカンパネラ」ボーカル・コムアイ扮する迷い猫のキイロの姿もとらえている。
チラシビジュアルの裏面では、「自分を人間だと思い込む猫・良男が、元アイドルに恋をした――」というコピーのほか、「君を守れるのは、僕だけ…のはずだった」という良男のせつないセリフもデザインされている。どんなに想い合っても言葉は通じない人間と猫、そのもどかしい関係性が垣間見える仕上がりだ。
「猫は抱くもの」は、6月23日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開される。