【全米映画ランキング】マーベル最新作「ブラックパンサー」が歴代5位のOP興収で首位デビュー
2018年2月20日 16:40

[映画.com ニュース]プレジデンツ・デイの連休を迎えた全米ボックスオフィス。先週末は、マーベル・スタジオの最新作「ブラックパンサー」が予想通りの強さを見せ、約1億9200万ドルのオープニング興収で、見事首位デビューを果たした。
この約1億9200万ドルという週末3日間のOP興収は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15年/約2億4700万ドル)、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(17年/約2億2200万ドル)、「ジュラシック・ワールド」(15年/約2億800万ドル)、「アベンジャーズ」(12年/約2億700万ドル)に続く歴代5位。2月公開作では「デッドプール」(16年/1億3200万ドル)を抜いて1位となった。
アフリカの秘境にある超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラ=ブラックパンサーによる、祖国の<秘密>を守るための戦いが描かれる。レビューも上々で、2月中に3億ドルを超え、最終的には4億ドル突破の可能性もある。タイトルロールは「42 世界を変えた男」で伝説のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマン。共演は「クリード チャンプを継ぐ男」のマイケル・B・ジョーダン、「ゲット・アウト」のダニエル・カルーヤの他、アンジェラ・バセット、レティーシャ・ライト、マーティン・フリーマン、アンディ・サーキス、オスカー俳優のフォレスト・ウィテカーにルピタ・ニョンゴ。監督は「フルートベール駅で」「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラー。
2位は興収約1725万ドルの「ピーターラビット」で累計は約4800万ドルに。僅差で3位となったのは前週首位の「フィフティ・シェイズ」シリーズ最終作「フィフティ・シェイズ・フリード」。こちらの累計は約7600万ドルとなったが、前作「フィフティ・シェイズ・ダーカー」の最終興収(約1億1400万ドル)はまだ遠い。
初登場7位に入ったのは「ウォレスとグルミット」シリーズで知られるアードマン・アニメーションズの新作「Early Man」。人気俳優のトム・ヒドルストンとエディ・レッドメインが声優を務めたが、興行的には振るわず、約310万ドルというOP興収に終わった。監督はニック・パーク。
今週末は、オスカー女優ナタリー・ポートマン主演のアクション・ファンタジー「Annihilation」(アレックス・ガーランド監督)に、ジェイソン・ベイトマン&レイチェル・マクアダムス主演のコメディ「Game Night」などが公開となる。

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