【全米映画ランキング】「ジュマンジ」続編がV2 スピルバーグ監督作「ペンタゴン・ペーパーズ」が2位に
2018年1月16日 16:00

[映画.com ニュース]キング牧師の日の連休を迎えた全米ボックスオフィス。先週末は、前週首位に立った「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」が好調を維持し、約2700万ドルの興収で再び首位に立ち、V2を果たした。同作の累計興収は、約2億8400万ドルに到達。週明けには3億ドル超えの見通し。
拡大公開により2位にランクインしてきたのは、スティーブン・スピルバーグ監督が、主演にメリル・ストリープ&トム・ハンクスを迎えて製作した「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」。1971年、ベトナム戦争に関する分析などを記録した米国防総省の最高機密文書<ペンタゴン・ペーパーズ>が流出。その文書をめぐりワシントン・ポスト紙の記者たちが、政府やニューヨーク・タイムズ紙などを相手に虚々実々の攻防をくりひろげる実話ベースの社会派ドラマ。監督と主演スター2人はそれぞれが2度以上のオスカー受賞経験があるベテランとあって、今作も当然のようにアカデミー賞最有力に挙げられている。脚本は「スポットライト 世紀のスクープ」でオスカーを受賞したジョシュ・シンガーにリズ・ハンナ。共演にブラッドリー・ウィットフォード、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク、ブルース・グリーンウッドほか。
約1340万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのは、リーアム・ニーソン主演&ジャウム・コレット=セラ監督のコンビによるアクションスリラー「The Commuter」。ニューヨーク郊外からの通勤電車の中で陰謀に巻き込まれた元NYPD刑事のセールスマン(ニーソン)の奮闘が描かれる。共演にベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、サム・ニール、エリザベス・マクガバン。
日本では19日より公開となる大ヒットファミリームービーの続編「パディントン2」は約1000万ドルのOP興収で7位に初登場。その他、TVドラマ「Empire 成功の代償」や「ドリーム」のタラジ・P・ヘンソンがボストンの暗殺者に扮したアクションスリラー「Proud Mary」は8位デビュー。アフロ・アメリカン版「グロリア」(1980年/ジョン・カサベテス監督)にはなり損ねたようで、批評家からは厳しいレビューが多く寄せられている。共演にダニー・グローバー、ニール・マクドノー、ラデ・シェルベッジア、ビリー・ブラウン。監督は「エンド・オブ・キングダム」のババク・ナジャフィ。
今週末は、ジェリー・ブラッカイマー製作の戦争アクション「12 Strong」(クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ主演)に、ジェラルド・バトラー製作・主演の犯罪スリラー「Den of Thieves」などが公開となる。
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