佐藤浩市&夏帆&山本美月&富田靖子!生田斗真×瑛太「友罪」に豪華キャスト結集
2017年11月17日 07:00

[映画.com ニュース] 生田斗真と瑛太が共演する瀬々敬久監督作「友罪」に佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子らが出演していることがわかった。日本映画界を支える豪華な面々が、それぞれの過去と現在が絡み合い、疑心や後悔が渦巻く人間模様を体現していく。
犯罪被害者と加害者の間に横たわる途方もない溝や、少年犯罪など重厚なテーマを扱う作家・薬丸岳氏が、実際の事件に着想を得て執筆し、かつて世間を震撼させた少年犯の“その後”を描いた渾身の一作。ジャーナリストの夢に破れ町工場で働き始めた益田(生田)は、同じタイミングで入社した鈴木(瑛太)という男と出会う。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語らない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け心を通わせていく。しかしある行動をきっかけに、益田は「鈴木は17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないか」と疑いを持ち始める。
第40回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した佐藤が、息子が過去に犯した事件をきっかけに一家離散し、日々罪に向き合うタクシー運転手・山内修司役。瀬々監督作への参加は「感染列島」「ヘヴンズストーリー」「64 ロクヨン 前編」「64 ロクヨン 後編」に続く4度目となる。逃れられない十字架を背負う修司が物語とどう絡むのか、そして佐藤と瀬々監督のコンビネーションにも期待が高まる。
そして「海街diary」「22年目の告白 私が殺人犯です」などの夏帆は、あることで鈴木に助けられ、次第に好意を寄せていく藤沢美代子役を担う。過去にAV出演を強いられた女性という難役で、「瀬々監督から、毎回『リミッターを超えてください』という演出をされて、頭がまっしろになり、監督が思う限界点まで到達できていたのか撮影が終わった今でもよく分かりません」と振り返る。それでも、「身も心もへろへろになって、答えが分からなくてつまづいて。それでも、誰よりもまっすぐに全身全霊でこの作品にぶつかっていく監督をみていたら、弱音を吐いてる場合じゃないと、私も腹をくくって挑ませていただきました」と充実感をにじませた。
人気モデル・女優の山本は、益田の元恋人・杉本清美役。「監督から、清美は唯一普通の人だから普通の女の人を演じてほしいと言われ、普通ってなんだろうと、とても考えさせられる作品になりました。なにが間違いなのか、正しいのか、作品を観ていただいた方々それぞれの答えを見つけて頂きたいです」とコメントを寄せた。数々の映画や舞台で輝きを放ち続ける富田は、少年院時代の鈴木の担当法務教官・白石弥生役に扮しており、物語に対し「がく然とする。光のようなものは感じるが、闇があまりにもすざまじかった。私が日常で母親という存在であるからかもしれない。葛藤した。葛藤は瀬々監督のもと、『熱』にそして『祈り』に変化していく。どうか、この『祈り』が届くことを願って……」と思いの丈を述べている。
そのほか奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研の出演も発表。抜群の実力を備えた面々が、作品に深みと重みを与えている。「友罪」は、2018年5月に全国公開予定。
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