友罪
劇場公開日 2018年5月25日
解説
「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化し、生田斗真と瑛太がダブル主演を務めた人間ドラマ。ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり……。益田役を生田、鈴木役を瑛太が演じるほか、共演にも佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら実力派キャストがそろう。
2018年製作/129分/G/日本
配給:ギャガ
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2022年4月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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少年犯罪の加害者の出所後の心の葛藤と後悔の念を描き、最後は生田斗真演じる主人公との友情で美談の如く締めくくっているが、過去に少年犯罪の犠牲となった被害者遺族からすれば観ていて不快でならないだろう。恐らく瑛大が演ずる役は神戸児童連続殺傷事件の加害者、佐藤浩市の息子役は女子高生監禁暴行殺害事件の加害者の一人で、現在家庭を築いているとされる元少年を模写していると思うが、女子高生事件の他の加害者は全く反省もせずに再犯を繰り返しているし、この元少年らも実際の胸の内はどう考えているのか分からない。実際に少年犯罪の加害者の出所後の再犯率の高さから伺える。この原作を書いた小説家や映画製作に携わった人達は少年犯罪の加害者側に立ち、被害者心情を全く考えていない。もしこのような小説や映画を製作したいのなら全くのフィクションにするべきでは?登場人物が実際に起きた犯罪の加害者や被害者を連想させるような作り方は理解しがたい。何十年過ぎていようが被害者遺族にもっと配慮すべきだし、再犯を繰り返す加害者が多い事も取り上げるべき。こんな美化された映画、観ていて不快になった。
2021年8月6日
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鑑賞方法:DVD/BD
2021年8月1日
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鑑賞方法:VOD
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評価分かれるのは仕方ない作品。
大きな盛り上がりやどんでん返しや伏線回収などが無いのでその辺の低い評価は想像される。
実話を題材に罪と償いがテーマなのでむしろ映画のエンタメ要素が無くて好印象でした。
複数の話が絡み合わないながら同じテーマの中で、それぞれが抱えている問題としっかり向き合うまで丁寧に描かれている。
役者さんが有名どころばかりだがいい感じに目立たずにストーリーに溶け込んでました。
ラストあたりで少しインパクトあれば5点だけどそういう要素入れると安っぽくなるのかもと思うと難しい。
瑛太の演技が本当に絶妙だなぁ。やりすぎてもなく。闇のある瑛太の演技好きだなぁ。。
ストーリーとしては、一個多かったかなぁ。詰め込みすぎてるかなぁ。
富田靖子のくだりとかはもしかしたらなくても良かったかもしれなち。
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