【全米映画ランキング】「マイティ・ソー バトルロイヤル」V2、「オリエント急行殺人事件」は3位
2017年11月14日 13:30
[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、サンクスギビング向けに2本の大作が公開されたが、前週大ヒットデビューの「マイティ・ソー バトルロイヤル」が2週目ながら約5600万ドルの週末興収を記録し、V2を果たした。
同作の10日間の累計興収は約2億1160万ドル。あっさりと前2作のグロスを上回り、シリーズ最高記録を更新した。
オープニング興収約3000万ドルで2位デビューとなったのは、ウィル・フェレル&マーク・ウォールバーグ共演で、実父VS継父の醜い争いをコミカルに描いたファミリーコメディ「パパVS新しいパパ」の続編「Daddy's Home 2」。今回は2人のそれぞれの父親としてメル・ギブソンとジョン・リスゴーが参加し、サンクスギビング・ホリデーが滅茶苦茶になる。監督は前作同様ショーン・アンダースが担当。
2位と僅差のOP興収約2800万ドルで3位デビューとなったのは、アガサ・クリスティの同名傑作ミステリーを43年ぶりにオールスターキャストで映画化した「オリエント急行殺人事件」。ケネス・ブラナーが名探偵ポワロに扮し、乗客にはジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、デレク・ジャコビに「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のデイジー・リドリーという布陣。ブラナーが監督も務めた。
その他10位には、「フランシス・ハ」のグレタ・ガーウィグの長編監督デビュー作「Lady Bird」が圏外26位からランクイン。ガーウィグの半自伝的青春物語を「つぐない」「ブルックリン」のシアーシャ・ローナン主演で映画化。批評家受けはすこぶる良く、本年度のアカデミー賞レースでも注目を集めそうだ。
今週末は、今年のサンクスギビングの大本命のDCスーパーヒーロー映画「ジャスティス・リーグ」が公開となる。
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