【全米映画ランキング】タイラー・ペリーの新作がV G・バトラー主演のディザスター映画が2位
2017年10月24日 16:00

[映画.com ニュース]ハロウィーンを控え、4本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィス。約2165万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たしたのは、タイラー・ペリー監督・主演のコメディ「Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween」だった。
同作はペリーによる人気シリーズ「マデアおばさん」の最新作。昨年の「Boo! A Madea Halloween」のOP興収約2850万ドルには届かなかったが、まずまずのスタートとなった。
約1330万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、ジェラルド・バトラー主演のディザスター大作「ジオストーム」。全世界の天気を制御する気象コントロール衛星を開発した人類だったが、その衛星が突然暴走しだし、地球に空前絶後の災害が襲いかかる。共演にジム・スタージェス、エド・ハリス、アンディ・ガルシア、アビー・コーニッシュ。これまでローランド・エメリッヒとともに「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」といったディザスター大作を製作してきたディーン・デブリンの長編監督デビュー作だったが、レビュー・興収ともに寂しいスタートとなった。
3位は前週首位の「Happy Death Day」で10日間の累計は約4000万ドル。4位の「ブレードランナー 2049」は累計約7400万ドルに。1億ドル超えはすこし厳しくなってきたか。
5位は、2013年米アリゾナ州ヤーネルで起こった山火事で死亡した19人の消防士たちを描いた実録ドラマ「Only The Brave」。消防士を演じたジョシュ・ブローリン、ジェフ・ブリッジス、マイルズ・テラー、テイラー・キッチュ、ジェームズ・バッジ・デールのほかジェニファー・コネリーも出演する豪華キャストのうえ、レビューも上々だったがOP興収は約600万ドルにとどまった。監督は「トロン レガシー」「オブリビオン」、そして19年公開予定の「トップガン」続編を手がけるジョセフ・コシンスキー。
その他、8位デビューとなってしまったのが、女優のアリシア・ビカンダーと結婚したばかりのマイケル・ファスベンダーが主演した犯罪ミステリー「The Snowman」。ノルウェーを代表するミステリー作家ジョー・ネスボの同名ベストセラーを「ぼくのエリ 200歳の少女」「裏切りのサーカス」のトマス・アルフレッドソン監督で映画化したが、レビュー・興収ともにふるわず、かなり厳しいスタートとなった。共演はレベッカ・ファーガソン、シャルロット・ゲンズブール、J・K・シモンズ、バル・キルマー。
今週末は、今年のハロウィーン映画の本命「ジグソウ ソウ・レガシー」に、マイルズ・テラー主演のドラマ「Thank You For Your Service」、ジョージ・クルーニー監督&マット・デイモン主演の「Suburbicon」などが公開となる。
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