ぼくのエリ 200歳の少女

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劇場公開日:

ぼくのエリ 200歳の少女

解説

永遠に年をとらないバンパイアの少女と、孤独な少年の交流を描いたヨン・アイビデ・リンドクビストのベストセラー小説「モールス」の映画化。内気で友達のいない12歳のオスカーは、隣の家に引っ越してきた不気味な少女エリに恋をする。しかしエリの正体は、人間の血を吸いながら町から町へと移り住み、200年間も生きながらえてきたバンパイアだった。2008年のトライベッカ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。

2008年製作/115分/PG12/スウェーデン
原題:Let the Light One in
配給:ショウゲート
劇場公開日:2010年7月10日

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(C) EFTI_Hoyte van Hoytema

映画レビュー

4.0儚げな美しさを持つ映画

2024年3月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

雪が積もったミステリアスなスウェーデンを舞台に、哀愁と不穏さを帯びた、儚げで美しい映画です。

雪印のマークにもなってる雪の結晶の形や、雪がもたらす、静寂さ、美しさ、儚さ、と内容がリンクします。

音楽や画作りなど、いろいろセンスが良くて、美的センスに、うならされ感嘆しました。

ほとんど、あらすじ読まず観たんだけど、最初から終わりまで不穏な感じでグイグイ引き込まれ、映画の中の世界に没入して観てました。

あとから調べて知ったんだけど、原作はベストセラー小説で、小説と同じタイトル『モールス』の名で、ハリウッド・リメイクも済んでるらしい。

そういや、ありましたね…そんな映画…(笑)

リメイクも観なきゃと思うけど、リメイクに関しては懐疑的。

汚しちゃいけない、不可侵の聖域のような気がする。

それぐらい、よく出来てるし、芸術的で、下手に触れないような美しさがある。

この映画にはボカシが入るシーンがあり、そのボカシに関して怒ってる方が多いのですが、ネタバレになるので言いません(笑)

観終わってから調べてみて下さい。

僕はボカシありの方が好きですよ。

出会えて良かった名作。

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RAIN DOG

4.0繊細な心の

2024年2月10日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

それにしても、主人公の母親は何とも辛い立場だ。夫は恐らく同性愛者で男を作って出ていったのだろう。息子は吸血鬼の少年(?)と駆け落ちをしてしまう。きっと、良くないものに吸い寄せられてしまう、または吸い寄せてしまう質なのであろう。

そうした性質は息子にも受け継がれているように思う。主人公はそんな両者の性質と中性的な容姿を持つことで、逃れられない宿命のようなものを感じさせられる。

そしてこのラストは、映画の最初へと繋がり無限にループしていくのだろう。

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komasa

5.0ポーの一族!鬼滅の刃!!

2023年11月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5吸血鬼モノNo1!

2023年2月20日
iPhoneアプリから投稿

吸血鬼が好きなのですがどの映画もあまり刺さらなかったですが今作は楽しめました。けど作中の股間ぼかしは駄目ですね~

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aaaaaaaa
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