【全米映画ランキング】「スパイダーマン ホームカミング」が大ヒットスタート
2017年7月11日 20:00

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、シリーズ6作目にして、ついにマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)に参入したスパイダーマン最新作「スパイダーマン ホームカミング」が約1億1700万ドルのオープニング興収で、見事首位デビューを果たした。
同作は、2002年に始まった「スパイダーマン」シリーズの2度目のリブート作ということで同じストーリーの繰り返しになるとの危惧もあったが、MCU入りしたことにより、アイアンマンを登場させるなど、これまでの作品との差別化に成功。シリーズでは2位のOP興収を記録する大ヒットスタートとなった(シリーズ1位は07年の「スパイダーマン3」の約1億5100万ドル)。
トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドに続いてピーター・パーカー=スパイダーマンに扮するのは、昨年のMCU作品「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でも同役を演じたトム・ホランド。共演にロバート・ダウニー・Jr.(トニー・スターク=アイアンマン)、マリサ・トメイ、ジョン・ファブロー、トニー・レボロリ、ゼンデイヤ。そして敵役には「バットマン」(89)のマイケル・キートン。
サム・ライミ、マーク・ウェブに続いてメガホンをとったのは「クラウン」「COP CAR コップ・カー」で注目された新鋭ジョン・ワッツ。レビュー、興行ともに申し分の無い「再起動」となった。
2位は前週首位の「怪盗グルーのミニオン大脱走」。累計は1億5000万ドル目前。3位にはエドガー・ライトの犯罪スリラー「ベイビー・ドライバー」が続いた。
そして8位には、批評家絶賛のジャド・アパトウ製作による実話ベースのコメディ「The Big Sick」が前週12位からランクイン。TVシリーズ「シリコンバレー」のクメイル・ナンジアニと、実際の彼のパートナーで脚本家のエミリー・V・ゴードンとの実話を映画化。パキスタン系アメリカ人男性と白人女性との恋愛が人種問題を絡めつつコミカルに描かれる。出演はナンジアニに、ゾーイ・カザン、ホリー・ハンター、レイ・ロマーノ。「ドリスの恋愛妄想適齢期」のマイケル・ショウォルターがメガホンをとった。
今週末は、プリクエル第3弾となるSFアクション大作「猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)」などが公開となる。
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