フランス映画祭2017、豪華12作品の紹介映像公開&若手実力派女優の来日決定!
2017年5月26日 10:00

[映画.com ニュース] フランスの最新映画を日本に紹介する「フランス映画祭2017」(第25回)の予告編が、公開された。また、上映作品「夜明けの祈り」の出演者ルー・ドゥ・ラージュの来日が決定した。
予告編は、場面写真と共に上映ラインナップ全12作品を紹介。オープニング作品には、今回の団長を務めるカトリーヌ・ドヌーブの主演作「ザ・ミッドワイフ(原題)」が予定されている。そのほかの作品は、イザベル・ユペールがオスカーに初ノミネートを果たしたエロティックサスペンス「エル ELLE」、オドレイ・トトゥ、ベレニス・ベジョ、メラニー・ロランというフランスを代表する女優陣が結集し、100年にわたって母から娘へと受け継がれる絆を描く「エタニティ 永遠の花たちへ」、マリオン・コティヤール主演でベストセラー小説を実写化した「愛を綴る女」、パリの小劇場で巻き起こるハプニングを描くトトゥ出演作「パリは今夜も開演中」、コンテンポラリーダンスに目覚めた少女の成長を描くジュリエット・ビノシュ出演作「ポリーナ、私を踊る」など人気女優の最新作が並ぶ。
加えて、ギョーム・ガリエンヌが絵画の巨匠ポール・セザンヌ、ギョーム・カネが文豪エミール・ゾラに扮した「セザンヌと過ごした時間」、タハール・ラヒム、エマニュエル・セニエ、アンヌ・ドルバルら実力派が結集した「あさがくるまえに」、バンサン・ランドンが彫刻家オーギュスト・ロダンに扮する「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」、映画デビュー60周年を迎えるアラン・ドロンの代表作の1つ「チェイサー(1978)」、トロント国際映画祭で観客を失神させるなど苛烈な描写が話題を集めたカニバリズム(食人)映画「ロー(英題)」、「夜明けの祈り」が予定されている。
ドヌーブのほか、「エル ELLE」のユペールとポール・バーホーベン監督ら計13人の来日ゲストに、若手実力派女優が加わる。ラージュは、「待つ女たち」でビノシュと共演したほか、ロランの監督作「呼吸 友情と破壊」にも出演している注目株だ。第42回セザール賞で4部門にノミネートされた「夜明けの祈り」では主演を務め、第2次世界大戦末期、悲劇的な事件によって傷ついた修道女たちを救うために奔走した実在の医師を熱演している。
「フランス映画祭2017」は6月22日から25日まで、東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催。
(C)CURIOSA FILMS – VERSUS PRODUCTION – France 3 CINEMA (C)photo Michael Crotto
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