ポリーナ、私を踊る
劇場公開日:2017年10月28日
解説
ダンスに人生をかける天才バレエ少女が成功と挫折を経験しながら成長していく姿を描いたフランス製ドラマ。バスティアン・ビベス原作による人気グラフィックノベルをもとに、ドキュメンタリーや長編映画などを手掛けてきたバレリー・ミュラーと、自身もダンサーや振付家として活躍するアンジュラン・プレルジョカージュが共同で監督を務めた。ロシア人の少女ポリーナは厳格な恩師ボジンスキーのもとで幼い頃からバレエを学び、将来を有望視されるように。しかし目標としていたボリショイバレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、すべてを投げ打ってフランスのコンテンポラリーダンスカンパニーへの入団を決意する。主人公ポリーナ役には、本作が映画デビューとなるアナスタシア・シェフツォワを抜擢。コンテンポラリーダンスの振付家役を「ショコラ」のジュリエット・ビノシュが演じるほか、パリ・オペラ座エトワールのジェレミー・ベランガール、「胸騒ぎの恋人」のニール・シュナイダーが共演。
2016年製作/108分/PG12/フランス
原題:Polina, danser sa vie
配給:ポニーキャニオン
スタッフ・キャスト
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2022年8月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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3人の男が、主人公の彼女を動かす。先ず、父親は彼女から、貧困と生まれ故郷を決別させ、第二の男、フランス人は彼女をフランスに呼び寄せ、最後のベルギー人の男は、結果的彼女を再生する。と言った事だと思う。生まれ故郷の火力発電所を背景に幼少の主人公が即興でダンスを踊る場面があるが、彼女は3人の男を通して、そこへ回帰すると言うことだと思う。しかし、この主人公は、最初からバレエが好きではない。僕は最初からそう見た。何故なら、どんなダンスでも、楽しく踊っていないし、笑顔が一つもこぼれない。そして
流転する彼女の人生を
『広い視野を持つのがアーティスト』と言う言葉が擁護する。この映画は、その点を分かりやすく演出していると思った。彼女の原動力は男だけだとすぐ理解できる。面白い。
2019年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
主人公はバレーの才能が有り、親の苦労が実りボリショイに合格する。
しかしコンテンポラリーダンスに魅了された主人公はパリに行く。
足を痛めて休むことになるが、押し付けられる振り付けに疑問を感じる。
ダンスシーンは見事。
2018年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ダンスに人生をかける天才バレエ少女が成功と挫折を経験しながら成長していく姿を描いた〜とあるが、ポリーナが今いちダンスに人生をかけているようには見えないのが残念。リリアの言う愛や情熱を、最後にポリーナが獲得したかも分かりにくい。
ダンスシーンは素晴らしいが、もう少し物語に起伏が欲しかった。
2017年11月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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親や教師の操り人形ではイヤ。自分のダンスを踊りたい…。
ロシアから南仏、そしてアントワープへ。
模索を続けるヒロインは痛々しいけれど、どこか共感もできて。
人をお手本に型にはまったダンスを踊る日々がいやになり、前髪を切ったポリーナ。
父を喪って初めてリリア(ジュリエット・ビノシュ)の言った事が分かったポリーナが踊る最後のシーンがすごく良かった。ジェレミー・ベランガールも。
雪の林間でポリーナだけに見えたヘラジカ(?)は何だったのか。
個人的には、ポリーナのお母さんも気になります。夫が亡くなりひとりになって、これからは、もう娘に夢を託すのではなく彼女自身の人生を歩んでほしいから。